ポラス 分譲 ゐぬ様のカルテ 忍者ブログ
 
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S:
 昼過ぎに起きた。
 でもそれから何もできなかった。
 「鬱」と言うわけではないが,意欲が湧かなかった。
O:
 昼過ぎに起床。
 その後,意欲が湧かず何もできず。
A:
 初日と言うことで「休養日」とするか?
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S:
 まだ寝付きは悪いが,昨日同様に以前よりは少し早く寝付いている気がする。寝起きの調子も良くなっている気がする。
 日中も安定して過ごせている。
O:
 全体的に改善傾向に見える。


S:
 相変わらず寝付きは悪いが,少しだけ早くなった気もする。
 寝起きはまずまずで,前よりは良くなっている気がする。
 午前中の眠気もなく,仕事に集中できた。
 午後以降も安定している。
O:
 入眠困難持続しているが,やや改善傾向か? 寝付きも改善傾向に見える。
 午前中の眠気はもう感じていない様子。
 午後以降の安定状態維持。
A:
 まだ入眠困難は持続しているものの,徐々に改善している状態に見える。日中の安定状態が続いているために落ち着いているのか?
P:
 処方薬の服用を継続し,日中の安定状態維持に努める。
 定期的な休暇を取るようにして疲労の蓄積を防ぐ。


S:
 夕べも寝付きは悪かった。寝起きはまずまず。午前中の眠気は感じることなく仕事に集中できた。
 午後以降も安定している。
O:
 入眠困難持続。寝起きはまずまずだが,午前中の眠気はなく,仕事に集中できている様子。
 午後以降の安定状態維持。

・外来受診
 外来カルテ参照。
S:
 ベタナミン処方後は,寝起きはまずまずになり,午前中の眠気を感じることなく仕事に集中できている。午後以降は安定している。
 睡眠は相変わらず寝付けないが,睡眠に固執せずに「いずれ疲れて眠れるようになるだろう」と言う姿勢で行くつもり。
O:
 ベタナミン処方で寝起きの状態改善傾向。午前中の眠気なく,仕事に集中できている。午後以降の安定状態維持。
 寝付きは相変わらず悪いが「睡眠に固執しない」という姿勢で行く模様。
A:
 ベタナミン処方後は日中を通して安定して過ごせている。「薬を使ったコントロール」になるが,睡眠の問題は残るものの,全体的な状況としてはやや好転してきているか?
P:
 前回処方d/o。
 ベタナミンで日中の安定化を図りつつ,睡眠障害は自然に任せるようにして意識しないようにすることで改善を待つ。

・上司同伴外来診察
 上司が「主治医に現状を聞きつつ,関わり方について聞きたい」とのこと。
上司:
 この1ヶ月ほど調子悪く見え,特にここ半月ほどは朝・午前中の状態が悪いように見える。この1週は好転して見えるが。
 状況や関わり方などについて聞きたい。
主治医:
 この手の病は朝が弱く,午後に調子がでてくる日内変動がある。また長期的に見ても波があるもの。その点は理解して欲しい。
 叱咤激励するのは望ましくはない。
 過度な負担を強いるのは避けつつ,状況は好転してきているのでもう少し見守って欲しい。
S:
 ベタナミンが出てから,朝はしっかり起きれるようになりました。午前中の眠気もなく,仕事に集中できています。昼間の調子が良くなりました。
 睡眠は相変わらず寝付けません。「昼間」に重きを置きたいので,「睡眠」については「今の生活が続けばそのうち疲れて眠れるようになるだろう」と自然に任せることにしました。あまり意識しても眠れなくなるだけだし。
O:
 ベタナミン処方後,朝の寝起きはまずまずになり,午前中の眠気もなく,仕事に集中できて,日中の調子が良くなった様子。
 寝付きは相変わらず悪いものの,「睡眠に固執しない姿勢で行く」とのこと。
A:
 日中の調子が良くなれば,全体的な精神状態は安定していくと思われる。
 睡眠については,寝付けないツラさはあるかも知れないが,あまり意識せずに自然に任せる姿勢は気が落ち着くと思われる。
P:
 前回処方d/o。
 ベタナミン処方で日中の調子が上がっている様子なので,次回診察は2週後。

・上司が「主治医に現状を聞きたい」とのこと。上司同伴で診察。
・上司入室前
S:
 職場の医師に「上司が状況を聞きたがる時は首をはねることなどを考えている時なので注意した方が良い」と助言された。
 最近は調子が上向いているし,入院前は転勤を考えていたが転勤ならず。今は逆に転勤にならなくて良かったと思ってる。
 主任との関わりで悩んだ時期もあったが円満和解している。「今の職場で今の仕事を精一杯続けていきたい」と言う姿勢でいる。
 そう言う状況なので「今の仕事を続けていきたい」「主任との関わりで困ったこと,転勤を考えたことは話さないで欲しい」と言うことを前提に話をして欲しい。
・上司入室
上司:
 ここ1ヶ月ほどから調子を崩しているようで,特に半月前からは朝や午前中の状態があまり良くないように見える。周りからも辛辣な指摘もあり,本人にとってどうなのか? また,周囲にとってもあまり良い状態とは思えないが,どう関わっていけば良いか?
 この1週ほどは調子が良くなっているようには見える。
主治医:
 どうしてもこの手の病は,特に朝が弱く,午後に調子が出てくるような日内変動はある。また長期的に見ても調子の波はある。この点は理解して欲しい。
 あまり叱咤激励をするのは望ましくはない。
 この1週は安定していることは本人からも聞いており,徐々に安定していくのではないか? しばらくはこれまでよりは悪くはならないと思われる。
 過度な負担は避けつつ,安定状態に入りつつあるようなので,もう少し見守って欲しい。
 勤務状況は,過度な負担を強いらなければ現状のままで大丈夫だと思われる。


S:
 睡眠不足と疲労があって眠れるかと思ったけど,夕べも寝付けなかった。今日も寝不足。
 寝起きはなんとか起きて,午前中の眠気は感じていない。
 午後以降は安定。
O:
 疲労・睡眠不足という状況下でも寝付き悪い。
 寝起きはまずまず。午前中の眠気なし。
 午後以降は安定状態維持。


S:
 熟睡のあとのうたた寝のせいだろうか,やはり寝付きは悪かった。眠りも浅かった。
 寝起きはあまり良くないが,なんとか起きて普通に出勤。
 午前中の眠気はあまり気にならなかった。
 午後・帰宅後も安定している。
O:
 寝付き悪く,睡眠も浅い。寝起きもあまり良くない。
 午前中の眠気はあまり感じなかった様子。
 午後以降の安定状態維持。
A:
 熟睡後のうたた寝のせいか?
 それでもなんとか覚醒して普通に出勤できているので良しとする。午前中の眠気が緩和されている。ベタナミンがマイルドに効いていると思われる。
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★ 本カルテの記載形式
 カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
 しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
 本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。

 カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
 そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
 このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
 POMR又はPOS形式のカルテには,
 ・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
 ・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
 ・A(Assessment):上2者の情報の評価。
 ・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。

★ その他の略語
 ・CC:主訴
 ・PHx:既往歴
 ・FHx:家族歴
 ・p/o:経口投薬
 ・Do:前回と同内容で処置・処方
 ・v/c:バイタルチェック(検温)
 ・BP:血圧
 ・P:脈拍
 ・BT・KT:体温
 ・kot:大便
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プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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