ポラス 分譲 ゐぬ様のカルテ KC外来カルテ 忍者ブログ
 
[1]  [2]  [3
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

S:
 だいぶ調子良いです。
 昼間も安定していて,仕事も順調だし,夜も眠れるようになりました。
 ただ,休日は寝込んでしまいますね。
O:
 安定状態維持している。
 夜も眠れている様子。
 休日は寝込んでしまう。
A:
 状態が落ち着いてきてる。
 平日が安定している分,休日に疲れが出てくるのか?
P:
 平日の安定状態維持できており,眠れているため,現行planでいく。

転院:
 9/20でここを辞めることになるが,近くに10/1に開業する(具体的な地理説明あり,かなり近い)。
 継続して診察できるので,10/1に予約を取るようにすれば良い。
 自立支援の切り替えも考えて4週処方とする。
PR
S:
 以前よりだいぶ眠れるようになりました。0:48に受信したメールを朝になって気付いたことがあったくらいです。寝付きにくくても0時くらいには眠ってるんじゃないでしょうか。
 寝起きもよくなって,午前中の眠気もなく,仕事も順調です。
 ただ,やっぱりムリをしてるのか,休日には寝込んでしまいますね。
O:
 以前より寝付きは良くなっている。
 寝起きもよくなり,午前中の眠気はなく,仕事も順調な様子。
 休日に疲れが溜まって寝込んでしまう。
A:
 とりあえずは落ち着いてきたか? 小康状態。
 平日に頑張れている分,休日に寝込むのは仕方のないこと。ゆっくり休むに限る。
P:
 処方現行通り。経過観察。
 診察は2週後。

・退任について
 9/20で退任する。その前の16日の診察で詳しいことははっきりする。
 だいたい近いエリアで開業するつもり。
S:
 昼間の調子は良いです。
 寝起きはまぁまぁと言ったところ。
 午前中の眠気はなく,仕事に集中できています。
 寝付きは良いとは言えませんが,前よりは早くなった気がします。以前は明け方頃だったのが2~3時には寝付いてるでしょうか?
 朝きちんと起きて,日中の覚醒度をあげることで,生活のリズムが整っていくんじゃないかと思っています。
O:
 日中は安定状態。
 寝起きはまぁまぁで,午前中の眠気なく,仕事に集中できている。
 寝付きは未だ良いとは言えないが,以前よりは早く眠れている様子。
A:
 眠れない状態で,眠いまま日中を過ごすのは「時差ボケ」のようなもの。
 朝しっかり起きて日中の覚醒度が上がれば徐々に睡眠障害も改善していくのではないか?
P:
 前回処方d/o。
 診察は2週後。

Dr.
 9/20をもって退任することになりました。
 まぁ,そう遠くないところでまたやると思うので,診れると思います。まだ先のことははっきりしてませんが,9月にははっきりすると思う。
S:
 ベタナミンが出てから,朝はしっかり起きれるようになりました。午前中の眠気もなく,仕事に集中できています。昼間の調子が良くなりました。
 睡眠は相変わらず寝付けません。「昼間」に重きを置きたいので,「睡眠」については「今の生活が続けばそのうち疲れて眠れるようになるだろう」と自然に任せることにしました。あまり意識しても眠れなくなるだけだし。
O:
 ベタナミン処方後,朝の寝起きはまずまずになり,午前中の眠気もなく,仕事に集中できて,日中の調子が良くなった様子。
 寝付きは相変わらず悪いものの,「睡眠に固執しない姿勢で行く」とのこと。
A:
 日中の調子が良くなれば,全体的な精神状態は安定していくと思われる。
 睡眠については,寝付けないツラさはあるかも知れないが,あまり意識せずに自然に任せる姿勢は気が落ち着くと思われる。
P:
 前回処方d/o。
 ベタナミン処方で日中の調子が上がっている様子なので,次回診察は2週後。

・上司が「主治医に現状を聞きたい」とのこと。上司同伴で診察。
・上司入室前
S:
 職場の医師に「上司が状況を聞きたがる時は首をはねることなどを考えている時なので注意した方が良い」と助言された。
 最近は調子が上向いているし,入院前は転勤を考えていたが転勤ならず。今は逆に転勤にならなくて良かったと思ってる。
 主任との関わりで悩んだ時期もあったが円満和解している。「今の職場で今の仕事を精一杯続けていきたい」と言う姿勢でいる。
 そう言う状況なので「今の仕事を続けていきたい」「主任との関わりで困ったこと,転勤を考えたことは話さないで欲しい」と言うことを前提に話をして欲しい。
・上司入室
上司:
 ここ1ヶ月ほどから調子を崩しているようで,特に半月前からは朝や午前中の状態があまり良くないように見える。周りからも辛辣な指摘もあり,本人にとってどうなのか? また,周囲にとってもあまり良い状態とは思えないが,どう関わっていけば良いか?
 この1週ほどは調子が良くなっているようには見える。
主治医:
 どうしてもこの手の病は,特に朝が弱く,午後に調子が出てくるような日内変動はある。また長期的に見ても調子の波はある。この点は理解して欲しい。
 あまり叱咤激励をするのは望ましくはない。
 この1週は安定していることは本人からも聞いており,徐々に安定していくのではないか? しばらくはこれまでよりは悪くはならないと思われる。
 過度な負担は避けつつ,安定状態に入りつつあるようなので,もう少し見守って欲しい。
 勤務状況は,過度な負担を強いらなければ現状のままで大丈夫だと思われる。
S:
 相変わらず眠れないです。
 眠れない状態と残眠感で,遅刻ギリギリだったり午前中にウトウトしてしまうことを叱責されて,そのことの方が眠れないことよりストレスです。
 余計に「眠れるだろうか」「起きれるだろうか」とか意識しなければならない。
 「眠り」は自然に任せるとして,「覚醒」を保ちたいのでベタナミンの処方を検討して欲しいです。
O:
 睡眠障害持続している。
 睡眠障害と眠剤により,寝起き不良や午前中の眠気あり,そのことで叱責されることの方がストレスになっているとのこと。
 ベタナミンでの覚醒状態維持を希望している。
A:
 ベタナミンの覚醒効果は正直あまり高くない。リタリンをウィスキーや焼酎とするなら,ベタナミンはビール程度。あまり期待はできない。
 「ないよりはマシ」程度と考えて服用する必要がある。
P:
 ベタナミン3T(朝2T,昼1T。午前中の眠気が特にヒドいとするなら朝3T)追加。
S:
 寝付きはまだ悪いです。それでも少しだけ,1時間程度は早くなったかも知れない。明け方と言うほどではないが,深夜になってしまう。
 日中の眠気がヒドくて仕事に差し支える。そのことを叱責されたこともあってツラい。
 前回処方のベノジールが加わって特に眠くなった。その前から日中に傾眠傾向ある。
 眠れないのは変わらないので,ロヒ程度までの薬にしてしまっても同じで,むしろ日中の眠気がない。
 眠気と睡眠障害以外は落ち着いていて,仕事にも熱中できている。
O:
 入眠困難続いている。
 眠前薬強化で効果はあまり出てないながらも,翌日の眠気が強い様子。
 日中の眠気以外は安定している様子。
A:
 効果が出てないのに残眠感あるようであれば,処方からはずした方が良いか?
 夕方から鎮静をかけていき,ちょうど良い時間に眠気が出るようにしていきたいところ。
P:
 ベノジール・スルモンチールは処方からはずす。
 眠前薬はデパス散1% 1PC,ベンザリン10mg 2T,ニューレプチル10mg 1T,テトラミド30mg 1T,エバミール 2T,ハルシオン0.25mg 1T,アモバン10mg 1T,グッドミン0.25mg 1T,ロヒプノール2mg 1T,ユーロジン2mg 1T,セロクエル25mg 1Tにとどめる。
 夕食後にセロクエル25mg 1T,ランドセン1mg 1T,メイラックス2mg 1Tとし,鎮静をかけていく。
 診察は1週後。
S:
 だいぶ眠れるようになってきました。寝起きは少しダルいけど。
 日中は安定していて,仕事にも熱中できています。
 お酒は機会飲酒,宴会とか結婚式とかだけで,普段はもう飲むのをやめてます,4週くらいになるかな。
O:
 寝起きのだるさはあるものの,以前よりは眠れてきている様子。
 断酒も続いてる。
 日中は安定していて,就労に問題なし。
A:
 だいぶ安定してきている状態。断酒が続けられているのも効果に繋がっていると考える。
P:
 安定してきているので現行処方do。診察は2週後とする。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
★ 本カルテの記載形式
 カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
 しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
 本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。

 カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
 そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
 このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
 POMR又はPOS形式のカルテには,
 ・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
 ・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
 ・A(Assessment):上2者の情報の評価。
 ・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。

★ その他の略語
 ・CC:主訴
 ・PHx:既往歴
 ・FHx:家族歴
 ・p/o:経口投薬
 ・Do:前回と同内容で処置・処方
 ・v/c:バイタルチェック(検温)
 ・BP:血圧
 ・P:脈拍
 ・BT・KT:体温
 ・kot:大便
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]