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・睡眠について:
S:
「やっと眠れた」と言う感じです。ようやくちゃんと眠れるようになりました。21時過ぎに床に就いてそのまま寝付いて,1時頃に目が覚めるけどすぐに眠れます。朝もすっきり目が覚めます。
O:
入眠良好で,中途覚醒あるものの再度の寝付きはよい様子。寝起きも良好の模様。
A:
夕食後のセロクエルの効果が出ている様子。
P:
現在の処方,調子が良さそうなので現行処方doで。
・不安感,不隠,衝動について:
S:
眠れるようにはなりましたが,相変わらずリスカを繰り返しています。不安定なのか習慣化してしまったのか…。
O:
メジャー投入するも不安・不隠・衝動治まらず,リスカ繰り返している。
A:
自身が異動できず,上司が替わり,環境が変化している。この状態では不安定状態は否定できず習慣化も否定できず。
P:
不安定要素の可能性は否定できないので,経過観察とし,通院間隔も1週間とする。
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・眠れない:
S:
初めのうちは,また寝付けるようになったのですが,また2日ほどで寝付けなくなりました。寝付くのは3時くらい。「このまま起きていようか,寝ようか」と悩むくらいです。
21~22時に床に就いています。これなら寝付けなくても「まだ0~1だし…」と思えるし,寝付けたら早起きできるので。でもそれが今は3時頃まで寝付けません。やっと寝付けたとしても3時間ほどで目が覚めて,それから眠れません。
O:
入眠困難再発。
先週(3/18)の診察で入眠困難にてニューレプチルを5mgから10mgに増量,グッドミン0.25mg錠・プロチアデン25mg錠・デパス1%散追加。
2日ほどは寝付けたようだが,それからまた入眠困難に。中途覚醒の頻度も多く,再度寝付けない様子。
A:
眠前の不安定状態・緊張状態のせいか? これ以上の入眠剤の処方は耐性を生むだけで難しい。眠前の不安定状態への対処も必要。
P:
眠前の不安状態を緩和し,催眠効果図るため,夕食後にセロクエル5mg錠×2Tを追加。
・睡眠障害について:
S:
眠れません,もう疲れました。寝付けないし,寝付いてもすぐに目が覚めるし…。睡眠不足で不安定になってしまってるのか,鬱症状も出たり,リスカも再開しています。
環境が整ったのと食事が摂れるようになったのを除けば,入院前と同じような状態です。
とにかく何とか寝たいんです。
O:
連日の睡眠障害(入眠困難・中途覚醒)と,睡眠不足から来る抑うつ感と,不穏状態から来る苛立ち,リスカの再開の訴え。
A:
前回(3/4)受診時に入眠剤を追加するが効果出てない様子。
薬は増えてしまうが,眠剤追加・増量してみるか?
P:
前回受診時の処方のうち,朝食後・毎食後・夕食後についてはdoで。眠前薬は,ベンザリン10mg錠×2T・テトラミド錠30mg×1T・ハルシオン0.25mg錠×1T・エバミール1mg錠×2T・アモバン10mg錠×1T・ロヒプノール2mg錠×1Tはdoで,ニューレプチル錠を5mgから10mgに増量,グッドミン0.25mg錠×1T・プロチアデン25mg錠×1T・デパス1%散を追加。
これによって,抑うつ状態・不穏状態・不眠の改善を図る。
不安定状態のため,2週ではなく1週処方として経過観察。
睡眠障害について。
S:
全然眠れないんです。特に寝付きが悪くて,22時とかに床に就いても2~3時まで眠れず,やむなく今までの在庫の薬でやっと寝付いていると言うか…。早く寝付けた日でも3時間ほどで目が覚めてしまいます。
そのほかの症状はほとんど落ち着いてるのですが,睡眠だけがネックです。
O:
連日寝付けない日々が続いており,寝不足のために日中に睡魔に襲われている。また疲れが十分にとれていない。
その他の症状は安定している。
A:
眠剤の調整を図る必要がある。睡眠が十分でないと他の精神症状を来しかねない。
P:
入眠剤としては,エバミール錠を1Tから2Tに増量,アモバン10mg錠,ロヒプノール2mg錠を追加。
中途覚醒防止のためにベンザリンを10mg錠を1Tから2Tに増量。
眠剤としては,ハルシオン0.25mg錠×1T,エバミール錠×2T,アモバン10mg錠×1T,ロヒプノール2mg錠×1T,ベンザリン10mg錠×2T,ニューレプチル5mg錠×1Tとする。
退院後,初の外来診察。
S:
入院のお陰で吐き気もなくご飯も食べれるようになり,寝付きは悪いものの熟眠できるようになりました。体も楽になりました。
O:
退院後は食事摂取良好,一時を除き,睡眠もとれている。仕事も順調にこなしている。
A:
入院によって心身状態の改善が図れたと思われる。
また,長期不在によって職場内での「職務分散化」が進み,就業環境も改善され,良好な就業環境になったと思われる。
P:
適宜休暇を取ることと,職務負担への配慮を心掛ける。
処方薬の変更。
S:
入院して薬の整理をしましたが,寝付きだけはあまり良くないです。
個人的には,エバミールとハルシオンが相性が良い印象です。グッドミンをはずして,入眠剤はエバミールとハルシオンで。ベンザリンは10mgで平気だと思います,あまり多いと残眠感につながるので。
O:
入眠はグッドミンとハルラック(ハルシオン)だったが,あまり寝つけない様子。エバミールがよく眠れている印象がある訴えあり,変更の申し出。
A:
これまでの経験則からもエバミールとの併用が入眠良好な様子。薬が増えることはあまり良くないので,基本的には「追加」より「変更」が望ましい。
また,残眠感に繋がらないよう,中時間以上の薬はあまり多めにはしない。
P:
グッドミンからエバミールに変更。入眠剤としてはエバミールとハルシオンとする。
中時間以上は,ベンザリンは20mgから10mgに減量。
入院時の状態と同様にメジャーと併用していくことで耐性予防を図る。
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★ 本カルテの記載形式
カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。
カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
POMR又はPOS形式のカルテには,
・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
・A(Assessment):上2者の情報の評価。
・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。
★ その他の略語
・CC:主訴
・PHx:既往歴
・FHx:家族歴
・p/o:経口投薬
・Do:前回と同内容で処置・処方
・v/c:バイタルチェック(検温)
・BP:血圧
・P:脈拍
・BT・KT:体温
・kot:大便
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プロフィール
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ゐぬ様
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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