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S:
今日は新潟の十日町に震災後下肢静脈血栓症の検診ボランテァのために朝早くから来るまで出掛けるので,夕べは19時過ぎに床に就く。寝付きはまずまず。23時頃に中途覚醒するがすぐに寝直せた。
朝は3時過ぎに起床の予定だったが,予定通りに起床できた。寝起きも良い。
支度をして,念のためにベタナミン4T服用。4時過ぎに横浜を出て蒲田へ同僚君を拾いつつ十日町に向かう。運転中の疲労・眠気はなし。
見積もり通り4時間半程度で8時半過ぎに到着する。高速道路が¥1,000なので往路の高速代は¥1,650とかなりお得。
例年だと,昼前から混み始めるのだが,今回は検診開始準備中から大勢の住民が集まってきていて,午前中が健診のピークとなり,12時まで時間を忘れてひたすらこなす。
12時半頃に昼食。頂いたお弁当はかなり豪華で,おかずは3食分はあるんじゃないかと思うくらいだった。
午後になるとパタリと受診者の数が減ってまばらになる。
車で来たことを考慮してか,主任と現地の技師さんより,15時半頃に上がらせてもらって帰途に就く。気持ちとしては「自分の技術・知識を地域住民に還元できた」と言う喜びと誇りと満足感を得る。
しかし,帰りがけになって主任が「ちょっとオーバーに取りすぎじゃないか? 写真を見ても疑問を感じるものもある」と指摘を受け,少し凹む。自分としては十分に見立てたつもりだったのだが。
ただ,確かに迷うケースもあったり,分かりやすい写真になっていなかったかも知れないことは否めないので,工夫や相談をすれば良かったと思った。
午後になって少し眠気が出て来たので,出発前に念のためにベタナミン2T服用。
復路の高速も眠気・疲労を感じず,順調に運転。高速では花園付近・練馬手前で渋滞に巻き込まれるが,それなりに流れていたのであまりストレスにはならなかった。高速を降りて環八はかなり渋滞していたので少し疲労を感じ始める。夕食の検討をしていたが,昼食がボリュームがあったために胃もたれを感じていたし,時間も中途半端なので夕食は各自自宅にて摂ることにする。
19時半過ぎに蒲田に到着して同僚君をおろし,アルバイ娘ちゃんを横須賀まで送る。この行程は割と順調で,色んな話をしながら走った。
21時半前に横須賀に到着してアルバイ娘ちゃんを降ろし,自宅へ向かう。この頃から胃もたれは解消され,逆に空腹感が強くなった。
22時過ぎに自宅付近まで来たので近所のファミマで夕食を調達。
往復590km,10時間以上の運転になったが,それほど疲労は感じず,久々のロングドライブに満足を覚えたくらいだった。
自宅に近付く頃には疲労と眠気を感じ始めた。
明日は職場の計らいで休暇を頂いたが,通院日なので寝込まないようにしないといけない。
O:
往路・復路共に疲労・眠気・ストレスなく運転する。むしろロングドライブを楽しんでいる。ただ,復路の環八の渋滞には少々疲労感を感じた様子。
念のために,ベタナミンを朝に4T,新潟発時に2T服用して眠気防止を図る。不眠を懸念して最近は服用をやめている中での服用。
検診には熱中して取り組み,満足感・充足感を得ている。しかし主任から「over diagnosisでは?」との指摘を受けて凹んでいる。この点については,十分な見立てをしたつもりのようだが,いくつかの課題点を認識して納得はしている。
帰途に就く頃から胃もたれを自覚しているようだが,徐々に解消し,むしろ空腹感に転じている。
自宅に近付く辺りで疲労感と眠気を感じ始めている。
明日は職場の計らいで休暇を頂いたものの,通院日なので寝込めない状態である。
A:
ベタナミンの服用について。久々の服用となるが,一見,朝4T,夕2Tは妥当にも思えるが,一日トータルでは6Tとなり多めに感じる。しかしナルコレプシー・傾眠に対しては20~200mgが適応量のため,眠気防止の観点からは6T(10mg×6=60mg)はやむを得ないか。ただしベタナミンは肝機能障害を来し易いために,先日の定期検診の肝機能の数値を鑑みれば注意は必要かも知れない。
車の運転に関しては,眠気・疲労感なく,むしろロングドライブの楽しみを感じているので,気分転換の一環にもなるのではないか。また,車の維持の上でも有用と言える。
検診業務について,満足感・充足感を感じており,今後の就労の上では有用と考える。ただし「over diagnosis」の懸念がされており,「十分見立てた上なのに…」と凹みながらも,自身も課題点を認識しているので,今後の日常臨床にこの課題点は活かしていきたいところ。「判別しやすい描出・撮像」と「相談・検討」を心掛ける必要があると思われる。
消化器症状については,行程中に改善しており,昼食のボリュームに起因するものと思われ,消化器内科での対応は不要と考える。
P:
ベタナミンの服用の有効性は得られているが,やや量が多いため,今後の肝機能に注意を払う。
車の運転は疲労感なく,むしろ楽しめているので,車の維持の観点からも,今回ほどではないにしろ,趣味の一つではあるのでドライブは定期的にしていく。
over diagnosisは,日常臨床の上でも起きうることであり,「十分見立てたつもり」であっても,「分かりやすい描出・撮像」と「相談・検討」を心掛ける。
明日は休暇を取得しているが,通院日なので寝込まないように,また明後日から通常勤務に戻るので,遅くとも14時半頃を目途に起床するようにする。
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★ 本カルテの記載形式
カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。
カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
POMR又はPOS形式のカルテには,
・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
・A(Assessment):上2者の情報の評価。
・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。
★ その他の略語
・CC:主訴
・PHx:既往歴
・FHx:家族歴
・p/o:経口投薬
・Do:前回と同内容で処置・処方
・v/c:バイタルチェック(検温)
・BP:血圧
・P:脈拍
・BT・KT:体温
・kot:大便
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1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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