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S:
この所はなかなか寝付けません。朝は何とか少しは起きれるようになりました。
寝付けないのはツラいのですが,もうこれ以上は薬で加減のできる状態でないことは分かっています。短時間型は「ほとんど全部」と言って良いくらい出てるでしょうから。更に加えるとなると今度は寝起きに影響が出るでしょうし。
まぁGWで生活リズムが狂ったのもありますが,その少し前からで,GW明けてからリズムが整い始めてからも続いています。
でも仕方ないですね。
このところは仕事上の精神的負担が大きくて参っています。抑うつ状態と言うのでしょうか,やる気も出ず意欲も湧かず。
朝に出勤意欲がなかなか出なかったり,帰宅後にぐったりしたり,このGWの最中でも意欲が湧かずに虚しさを感じたりしました。
ただ,パキシルも出てるし,眠前薬とは言えレメロンも抗うつ剤なので,それなりには抗うつ剤は出ていると思います。また,一時的な状態のような気もするので,「積極的に鬱対策」「抗うつ剤の検討」とまでは考えていませんが。
しかし問題なのは,そのストレスによる「モヤモヤ」を抱えた状態が消化できなくて,お酒に手が伸びてしまうことです。何とか1日1本には留めていますが(2~3本になっていることは言えなかった)。週末は少し多めに飲んでますが。
O:
入眠困難が続いている。GWで生活リズムが崩れたのもあるが,GW以前や,明けて少しリズムが戻ってからも寝付きにくい状態。朝は何とか少しは起きれるようにはなってきている。現状の眠剤の処方については十分理解しており,処方での改善は見込めないこと,難しいことは自覚している。
仕事上のストレスを抱えて精神的負担を感じている。そのためか鬱状態に陥っている。出勤意欲減退,帰宅後の虚無感あり,GW中も意欲減退などを来している。
ただし現行処方に抗うつ剤がそれなりに含まれていることは理解しており,「一時的な状態」とも感じているようで,「積極的な鬱状態への介入」はあまり考えていない様子。
問題になるのは,習慣化している飲酒。自覚はあるが,「モヤモヤ」の消化ができなくてつい手が伸びている。1本/日で留めているようだが。
4/21に採血検査をしている。
2月の近医消化器内科での採血検査では,GOT:21,GPT:19,γGTP:65,TG:154と,肝機能は正常。TGは以前から高めだったようだが基準値を若干超える程度(ただしon madicate)。また,3月にGFと併せて施行したAbd.Echoではfatty liverは改善していたと言う。
4月の採血検査の結果では,GOT:19,GPT:15,γGTP:100,TG:329と,γGTPが上昇している。またTGが2倍にもなっている。
A:
睡眠については,入眠困難でツラいながらもPt.自身は処方の限界は理解している。短時間型はほぼフルであること,中時間型をあえて加えると寝起きに影響が出ることは理解している。
GWで生活リズムが狂ってしまったのが一因ではあるようだが,それ以前からであり,GW明けから少しリズムが戻ってきても改善されていないと言う。
しかしPt.本人理解の通り,処方での改善は見込めない上に新たな問題も生む。なんとか頓服のワイパックス追加程度で寝付けるようになると良いのだが。お酒の影響も否定できないと思われる。
仕事上のストレスから鬱状態にある。一応はパキシル・レメロンを処方しているので抗うつ剤がない状態ではない。鬱状態に対する対応の検討も可能だが,服用薬が増えることや,Pt.自身が「一時的な状態で,それほど積極的な介入は考えていない」と訴えているので,投薬による積極的な介入はまだ良いだろう。
ただ,ストレスがトリガーで飲酒が習慣化しているのが問題。血液データも2ヶ月で悪化している。まだコントロールできる範囲内なので,飲酒量や頻度が増えないようにするのが望ましい(可能なら服薬下であることも考えて禁酒が最善だが)。
通勤は原付で5~10分程度,徒歩なら15~20分程度らしい。意欲減退もあるので「帰宅後に運動」と言った「積極的な気分転換」は難しいが,通勤を徒歩にすることで,負担にならない,精神状態に左右されないような程度での運動となり,「ある程度の気分転換」にはなるのではないか。
P:
現行処方do。2週後f/u。
入眠困難については,Pt.自身も処方に十分な理解があるので,あえて説明をするまでもなく「処方での改善は見込めず,新たな問題を生む」と言うことも理解できているとする。何とかワイパックス追加程度で寝付けるようにしてもらう。とりあえずは生活リズムを整えることか。
鬱状態に対しては,これもPt.自身も理解の通りで,それなりの抗うつ剤は処方しており,Pt.本人も「積極的な介入は考えていない」と言うことから,抗うつ剤の追加などはしない。
ただし精神的負担を抱えてストレスも多い状態で,飲酒も習慣化している。血液データもあまり良くない。飲酒量・頻度を考えてもらう(可能なら禁酒が望ましいが)。
「モヤモヤ」の解消は,鬱状態にあるために「積極的な気分転換促進」は難しいので,「通勤を徒歩にしてみる」など「負担の少ない気分転換方法」で対応してもらう。
この所はなかなか寝付けません。朝は何とか少しは起きれるようになりました。
寝付けないのはツラいのですが,もうこれ以上は薬で加減のできる状態でないことは分かっています。短時間型は「ほとんど全部」と言って良いくらい出てるでしょうから。更に加えるとなると今度は寝起きに影響が出るでしょうし。
まぁGWで生活リズムが狂ったのもありますが,その少し前からで,GW明けてからリズムが整い始めてからも続いています。
でも仕方ないですね。
このところは仕事上の精神的負担が大きくて参っています。抑うつ状態と言うのでしょうか,やる気も出ず意欲も湧かず。
朝に出勤意欲がなかなか出なかったり,帰宅後にぐったりしたり,このGWの最中でも意欲が湧かずに虚しさを感じたりしました。
ただ,パキシルも出てるし,眠前薬とは言えレメロンも抗うつ剤なので,それなりには抗うつ剤は出ていると思います。また,一時的な状態のような気もするので,「積極的に鬱対策」「抗うつ剤の検討」とまでは考えていませんが。
しかし問題なのは,そのストレスによる「モヤモヤ」を抱えた状態が消化できなくて,お酒に手が伸びてしまうことです。何とか1日1本には留めていますが(2~3本になっていることは言えなかった)。週末は少し多めに飲んでますが。
O:
入眠困難が続いている。GWで生活リズムが崩れたのもあるが,GW以前や,明けて少しリズムが戻ってからも寝付きにくい状態。朝は何とか少しは起きれるようにはなってきている。現状の眠剤の処方については十分理解しており,処方での改善は見込めないこと,難しいことは自覚している。
仕事上のストレスを抱えて精神的負担を感じている。そのためか鬱状態に陥っている。出勤意欲減退,帰宅後の虚無感あり,GW中も意欲減退などを来している。
ただし現行処方に抗うつ剤がそれなりに含まれていることは理解しており,「一時的な状態」とも感じているようで,「積極的な鬱状態への介入」はあまり考えていない様子。
問題になるのは,習慣化している飲酒。自覚はあるが,「モヤモヤ」の消化ができなくてつい手が伸びている。1本/日で留めているようだが。
4/21に採血検査をしている。
2月の近医消化器内科での採血検査では,GOT:21,GPT:19,γGTP:65,TG:154と,肝機能は正常。TGは以前から高めだったようだが基準値を若干超える程度(ただしon madicate)。また,3月にGFと併せて施行したAbd.Echoではfatty liverは改善していたと言う。
4月の採血検査の結果では,GOT:19,GPT:15,γGTP:100,TG:329と,γGTPが上昇している。またTGが2倍にもなっている。
A:
睡眠については,入眠困難でツラいながらもPt.自身は処方の限界は理解している。短時間型はほぼフルであること,中時間型をあえて加えると寝起きに影響が出ることは理解している。
GWで生活リズムが狂ってしまったのが一因ではあるようだが,それ以前からであり,GW明けから少しリズムが戻ってきても改善されていないと言う。
しかしPt.本人理解の通り,処方での改善は見込めない上に新たな問題も生む。なんとか頓服のワイパックス追加程度で寝付けるようになると良いのだが。お酒の影響も否定できないと思われる。
仕事上のストレスから鬱状態にある。一応はパキシル・レメロンを処方しているので抗うつ剤がない状態ではない。鬱状態に対する対応の検討も可能だが,服用薬が増えることや,Pt.自身が「一時的な状態で,それほど積極的な介入は考えていない」と訴えているので,投薬による積極的な介入はまだ良いだろう。
ただ,ストレスがトリガーで飲酒が習慣化しているのが問題。血液データも2ヶ月で悪化している。まだコントロールできる範囲内なので,飲酒量や頻度が増えないようにするのが望ましい(可能なら服薬下であることも考えて禁酒が最善だが)。
通勤は原付で5~10分程度,徒歩なら15~20分程度らしい。意欲減退もあるので「帰宅後に運動」と言った「積極的な気分転換」は難しいが,通勤を徒歩にすることで,負担にならない,精神状態に左右されないような程度での運動となり,「ある程度の気分転換」にはなるのではないか。
P:
現行処方do。2週後f/u。
入眠困難については,Pt.自身も処方に十分な理解があるので,あえて説明をするまでもなく「処方での改善は見込めず,新たな問題を生む」と言うことも理解できているとする。何とかワイパックス追加程度で寝付けるようにしてもらう。とりあえずは生活リズムを整えることか。
鬱状態に対しては,これもPt.自身も理解の通りで,それなりの抗うつ剤は処方しており,Pt.本人も「積極的な介入は考えていない」と言うことから,抗うつ剤の追加などはしない。
ただし精神的負担を抱えてストレスも多い状態で,飲酒も習慣化している。血液データもあまり良くない。飲酒量・頻度を考えてもらう(可能なら禁酒が望ましいが)。
「モヤモヤ」の解消は,鬱状態にあるために「積極的な気分転換促進」は難しいので,「通勤を徒歩にしてみる」など「負担の少ない気分転換方法」で対応してもらう。
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★ 本カルテの記載形式
カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。
カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
POMR又はPOS形式のカルテには,
・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
・A(Assessment):上2者の情報の評価。
・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。
★ その他の略語
・CC:主訴
・PHx:既往歴
・FHx:家族歴
・p/o:経口投薬
・Do:前回と同内容で処置・処方
・v/c:バイタルチェック(検温)
・BP:血圧
・P:脈拍
・BT・KT:体温
・kot:大便
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プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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