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・睡眠障害:
S:
夕べはほとんど寝られなかった。22時頃から1時間だけ眠れて,あとは4時くらいまで眠れず。
寝起きは悪いし,寝坊するし,午前中は眠くてしかたなかった。
O:
22時に入眠するも1時間で目覚め,4時まで眠れず。睡眠の時間が短く,質も浅いため寝起き不良で寝坊気味。午前中に眠気を引きずっている。
A:
中途覚醒後にワイパックス・ロヒプノールp/oしても再入眠できず,高度の睡眠障害の状態と言える。
就寝時刻調整等図っているが,状態は悪化している様子。
P:
どの様に変えていくかは難しいが,明日の外来診察で眠前薬の処方を見直す。
・日中はほぼ安定:
S:
午前中は眠気に支配されてボーっとすることが多かったけど,午後は割と動けている。
日中が安定状態維持できているので,睡眠障害をどうにかしたい。
O:
日中は基本的には安定している様子だが,睡眠障害が影響を及ぼしつつある。
A:
睡眠障害による影響によって,日中の状態が変化することが心配。
P:
睡眠障害の改善を図る。
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・睡眠障害:
S:
昨日は眠くなるまで起きてて,それから服薬して床に就いた。でもすぐには寝付けなくて…。眠気があるのに眠気が消えてしまう。
O:
眠気が出るまで起きていたものの,良好な寝付きは得られず。
・高脂血症,肝障害:
S:
数日前に消化器内科に通院した時に採血をしたので,その結果を聞きに行ってきました。
かなり状態の悪いことは想像していましたが,思った以上に極悪な数値でした。
O:
これまでは脂質はTGのみが上昇していたが,今回はT-Choまで上昇している。肝酵素も上昇,特にγGPTは尋常じゃない。
TG=820,T-Cho=283,LDL-Cho=145,HDL-Cho=46,GOT=43,GPT=53,γGTP=387。
TGとγGPTの上昇が著明。
A:
肝酵素と脂質がパラレルで上昇していること,飲酒習慣を勘案すればalcoholicなものと言える。
飲酒習慣をどうにかしなければならない。
P:
リピディル処方されているため,今後の治療方針策定のために6月中にもう一度再検。
日常的な飲酒は避けていく。
・睡眠障害:
S:
やっぱり眠れなかった。22時半に就寝したのに,寝付くのに時間はかかるし,中途覚醒はするし…。
O:
就寝時刻を遅らせたが,睡眠障害改善せず。
A:
リズムができてない可能性もある。
P:
数日経過観察。
・胃痛・胸焼けで目覚める:
S:
明け方に胃痛・胸焼けに見舞われた。制酸剤しか出てないので苦しいばかり。あまりにツラいので,午前半休で消化器内科受診しようかと思う。
O:
明け方に胃痛・胸焼けの訴え。眠れないほどキツい思いをした様子。
A:
制酸剤だけではコントロールできない,対症療法できないと思われる。
P:
消化器内科受診し,しかるべき内服薬の処方。場合によっては至急GFか?
・消化器内科受診:
S:
明け方に胃痛・胸焼けでツラい思いをした。今も続いている。落ち着いてきたので継続的に通えると思うので,高脂血症も含め,きちんとコントロールしたい。
O:
明け方の胃痛・胸焼け。
A:
胃痛には,従来通りタケプロンdo。頓服としてマグテクト液処方。
採血検査滞っており,高脂血症・高尿酸血症など内科的疾患も心配。
P:
内科的疾患について,胃炎のみでなく,採血検査を行ってトータルな内科的疾患f/u図る。
・午後は安定:
S:
消化器内科受診後に自宅で静養して午後から出勤した。
眠気も治まり,胃痛も治まった。
午後からの仕事は忙しかったけど,問題なくこなせた。
O:
消化器内科受診後に静養。
午後から出勤,症状改善し,安定状態保っている。
A:
頓服は効いている様子。
精神状態は安定している模様。
P:
胃炎に対する積極的治療を考える。
精神状態については現状維持。
・睡眠への不安:
S:
昼間に調子が良いから早く寝たい。だけど遅く寝なきゃいけない。それで眠れる保証もない。正直,ちょっと睡眠への不安を感じます。
O:
早く寝たいのに「遅めに寝るように」との進言に苦渋。実際,初日に眠れてないので余計に不安感抱いている。
A:
睡眠リズムだけで解決できるか? と言うことに対する不安を感じていると思われる。
「起きてて疲れたら寝れる」と思う気持ちが必要。
P:
「疲れるために起きてる」と思っておく。必要に応じてマイナーp/o。
・睡眠障害:
S:
夕べも寝るのに苦労した。寝付いても3時間で目覚めるし,それから寝付き直すのに時間がかかる。その後の睡眠は浅い。寝起きはあまり良くない。
O:
睡眠障害持続している。
・日中安定:
S:
日中の安定所対は維持できています。
O:
日中の安定状態維持。
・心療内科外来受診
外来カルテ参照。
S:
日中は安定しています。帰宅後も落ち着いています。
それでも素明だけが問題を抱えていて…。なかなか寝付けない日があったり,寝付けても3時間で目が覚めて,それからもう一度眠れるまで時間がかかって,浅い睡眠がようやく取れる感じです。
O:
日中の安定状態は維持している。
20~21時に就寝して0時に目が覚めて3時まで眠れず,再度眠っても眠りが浅い様子。
A:
20~21時ではまだ活動状態にあるので寝付きにくいのでは? 就寝時刻を遅らせることで,「本来の寝る時間」に就寝できるのではないか?
ウマく寝付ければ,中途覚醒も軽減すると思われる。
P:
就寝時刻を22時以降くらいまで遅らせてみる。
次回通院は1週後にして様子を見る。1週間の状態でmedicationを考える。
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★ 本カルテの記載形式
カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。
カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
POMR又はPOS形式のカルテには,
・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
・A(Assessment):上2者の情報の評価。
・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。
★ その他の略語
・CC:主訴
・PHx:既往歴
・FHx:家族歴
・p/o:経口投薬
・Do:前回と同内容で処置・処方
・v/c:バイタルチェック(検温)
・BP:血圧
・P:脈拍
・BT・KT:体温
・kot:大便
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プロフィール
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ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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