ポラス 分譲 ゐぬ様のカルテ 【PH在宅カルテ】 11/12(Thu) 忍者ブログ
 
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S:
 夕べは寝付きが悪かった。0時過ぎに追加頓服して寝付く。3時過ぎに中途覚醒するが,すぐに寝直せた。
 朝はそれなりに起きる。
 日中は安定,仕事も順調。
 今日も忙しかった。
 夕方の血圧上昇が引き続いている。

・プロブレム 夕方の血圧上昇
 院内の循環器内科医に相談。
S:
 夕方の血圧上昇が,ここ最近になって続いています。
 朝の血圧は高くなく,SBP 115~120mmHgです。DBPは以前から高く,85mmHg前後です。
 夕方に仕事を終えて,少し休んでから測るとSBP 140mmHg前後と上昇傾向にあります。
 休みの日の日中はSBP 120~130mmHg程度です。
 早朝高血圧については,医学的に心血管イベントに対する明らかなエビデンスが出ていますが,夕方の高血圧については分かりません。どうなのでしょうか?
O:
 夕方の血圧上昇傾向が続いている。
 朝はSBP 115~120mmHg程度,夕方の帰宅後に測ると,ゆっくり休んでからでもSBP 140mmHg前後となっている。
 DBPは元々高く,85mmHg前後。
 休日の落ち着いている状態では,SBP 120~130mmHg前後。
A:
 早朝高血圧はなく,日中の血圧もそれほど高くはないので,すぐに降圧剤の適応とはならないと考える。
 ただし,この状況が続けば,正式な高血圧となる可能性もある。
 年齢的にまだリカバリーはできる範囲内と思われる。体型を考えると,運動療法と食餌療法を行っていくことで抑えられるのではないか。
 ただし,中には,同様の症状であった院内職員がおり,血圧上昇が改善できなかったため,降圧剤を2剤程度服薬することで維持している状態になっている。
 まずは運動療法と食餌療法,塩分を控えることが必要と考える。それによって改善にもっていきたいところ。
P:
 運動療法と食餌療法,塩分摂取制限の実施。
 経過観察。
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★ 本カルテの記載形式
 カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
 しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
 本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。

 カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
 そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
 このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
 POMR又はPOS形式のカルテには,
 ・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
 ・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
 ・A(Assessment):上2者の情報の評価。
 ・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。

★ その他の略語
 ・CC:主訴
 ・PHx:既往歴
 ・FHx:家族歴
 ・p/o:経口投薬
 ・Do:前回と同内容で処置・処方
 ・v/c:バイタルチェック(検温)
 ・BP:血圧
 ・P:脈拍
 ・BT・KT:体温
 ・kot:大便
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プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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