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V/C(AM):
BP 136/90,P 96,BT 35.5,kot 2。
すっきりしない目覚め。
夕べの中途覚醒のために目覚めスッキリせず。
S:
夕べは中途覚醒しちゃったから…どうもすっきりしない。気分も沈んでしまう。
O:
寝付き良好だったが3時間ほどの睡眠で2時頃に目覚めてしまい,その後眠れず。
少量のお酒を飲み,リスパダール液 2mL p/oするが再度寝付くのに時間がかかる。
このため,寝起き良くない。やや抑うつ気味。
A:
中途覚醒による寝不足なのか,リスパダールによる残眠感なのか。
睡眠が影響していることは間違いない。
睡眠の質の改善が必要。
P:
入眠剤の変更と,ベンザリンを10mg×2Tへの変更を図る。
ベンザリンは状態に応じて調整できるように10mg×2T構成とする。
眠い…ダルい…。
S:
眠いし…ダルいし…。なんだかもうイヤ。
O:
日中に眠気に見舞われつつ,抑うつ気味に。
A:
寝起きと同様に,睡眠の影響で眠気と精神不安定(抑うつ感)が出ていると考えられる。
P:
眠剤の調整を検討。
V/C(PM):
BP 135/82,P 98,BT 35.6,kot 3。
tachycarfia,palpitation(±)。
なんとなくドキドキすると…。
うたた寝を繰り返す。
S:
ついつい眠くなってしまって…。
O:
夕食後,数回うたた寝してしまっている。
A:
一日ずっと眠気あり,在宅の安心感からかうたた寝に至る。
夕べの睡眠状態の悪さが響いてるのかと。
ただし,今夜の睡眠に影響が出ないか心配な所。
P:
眠前薬にリスパダール液 1mLとベンザリン10mg追加して,睡眠の状態を改善を試みる。
中途覚醒。
S:
せっかく寝付いたのに…。
O:
今夜も寝付いて3時間ほどで覚醒,その後寝付けず。
A:
リスパダール液 1mLの効果か,寝付きはまずまず(良いとは言えない)。まずまずなので抜本的な解消は図りたい。
ベンザリン 計20mgとするが中途覚醒。このあたりも調整検討か?
P:
眠前薬でだいぶ様相は変わるように見えるため,薬の変更を検討。
中途覚醒後には寝付くためにリスパダール液 0.5mL p/o。
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V/C(AM):
BP 137/91,P 91,BT 35.7,kot 3。
お酒のためか,kot頻回。
寝起きについて。
S:
よく寝たけどすっきりしない。
O:
昨夜はお酒を多めに飲んで寝る。寝付きは良かったが寝起きは悪い状態。
A:
酒は寝付きは良くなるものの睡眠の質はあまり良くない。そのために寝起きの状態が悪いのかと。
P:
寝付けない現状を根本から解決する必要あり。
「酒で眠る」と言う手に出たが,あまり良好ではないので,眠剤の調整を検討。
抑うつ状態。
日中,抑うつ状態に陥り,出勤前も抑うつ状態。
S:
気が滅入って,仕事に行く気になれない。仕事をしていても気が滅入る。
O:
抑うつ状態で出勤に良くなく,勤務中も気分安定しない。
A:
寝起きに問題があると考えられる。
寝起き不良のため,全体として精神不安定なのでは?
P:
寝付きを良くするために酒を飲むが,寝起きに響いている。
良好な寝付きを得つつ,良好な寝起きを得るためには酒ではムリかと…。
寝起きの状態が良くなる状態の睡眠が必要。
V/C:
BP 132/87,P 107,BT 35.6,kot 6。
酒のためかkotは回数増える。
tachycardiaだがpalpitation(-)。
中途覚醒。
S:
珍しく普通に寝付けた。でも3時間ほどで目が覚めて寝付けずに…。
O:
23時過ぎに就寝する。酒をあおるわけでもなく薬を増やすわけでもなくほどとなく寝付く。
3時前に中途覚醒。その後寝付けなくなる。
A:
自然な寝付きが久しぶりに得られた。
しかし,その後に目覚めて寝付けず。
3時間程度の睡眠なのでこのままでは,あまり良い状態ではないと思われる。もう少しだけ眠っておきたい。
P:
少しのお酒とリスパダール液2mL p/o。
V/C(AM):
BP 137/102,P 96,BT 35.4,kot 0。
寝起き不調。
S:
スッキリと目覚められなかった。眠い。
O:
寝起きはギリギリの時刻で,眠気も残っている。
A:
2夜連続の不眠が響いているのか?
P:
さすがに不眠の翌日なので眠れると思ったが眠れてない様子。
在庫の眠剤と組み合わせて眠剤の変更を検討。
イライラ。
職場で主任の行動にいらつく。
S:
人の話も聞かないまま勘違いしている割に,口を挟むと「いちいちうるさい」と言ってイライラする。
O:
主任の勘違いと思いつきの言動にいらつきを覚えた様子。
A:
「うるさい」と言われても,口を挟まなければ「どうして?」に陥るもの。とっかかりは悪いものの最終的には納得しているのだから,いらついても自分が正しいと思えばそれで問題ないのでは?
P:
あとあとに問題を引きずっても面倒なだけなので,煙たがられても言うべきことは言っておいた方がまだ楽と思える。
むしろ「先賢の目が無い人」と慈悲深く思える気持ちが大切。
V/C(PM):
BP 124/90,P 97,BT 36.2,koto 0。
朝からtachycardiaだがpalpitation(-)。
不眠への不安。
この所,寝付きが悪い状態に不安を持っている。
S:
今夜は眠れるのか不安です。不眠の翌日でも眠れなかったりすると,2日続いてもダメなんじゃないかと…。
O:
不眠が続いていることに対する不安と焦りを感じている様子。
A:
不眠続きへの不安と焦りは必然だが,これが余計に不眠に繋がると思われる。
P:
不健康ではあるが,「眠くなるまで飲んでしまえ」と言うくらいお酒を飲んでみるのも手かと…。
飲まずに眠れずにもうろうとするのも,飲んでグッタリするのも変わらない。むしろ寝付ければ熟眠できるので「早い時間に就寝する」と言う形でお酒を飲んでみるのも手と考える。
V/C(AM):
BP 136/94,P 85,BT 34.9,kot 0。
DPB相変わらず高い。
日中の眠気。
S:
眠いです。さすがに寝ついたのが明け方だから。
O:
昨夜の寝付きは明け方近く。日中に眠気を催している。
A:
入眠困難による睡眠不足と考える。
P:
今夜は眠れるとして,この先はどうなるか?
経過観察すると共に,入眠剤の検討。
V/C(PM):
BP 135/88,P 74,BT 35.4,kot 0。
少しBP下がるがまだ高値。
本日はtachycardia(-),palpitation(-)。
入眠困難の件。
昨日入眠困難であったにもか変わらず,本日も入眠困難。
S:
うーん…なかなか寝付けない。昨日眠れなかったから眠れると思ったのに…。
O:
本日,2時頃になっても寝付けず。リスパダール液 計2mL p/oするが寝付けず。
A:
原因不明。
精神状態は落ち着いているはず。
昨日も不眠だったため,本日は眠れるはずだが…。
眠剤との相性の問題か?
P:
在庫の眠剤と合わせて模索してみる。
その上で次回診察時に眠剤の調整を図る。
V/C(AM):
BP 124/96,P 76,BT 35.4,kot 0。
日中について。
S:
PCに向かったり,買い物に出掛けたりして過ごしました。
O:
上記Sの通り,PCに向かっていたり,買い物に出掛けて過ごす。
A:
今回の休日は比較的活動的。
今後もある程度は活動的な休日を図りたい所。
V/C(PM):
BP 126/87,P 77,BT 35.6,kot 3。
DBP相変わらず高い。
寝付きが悪い。
S:
寝付けません…もう3時過ぎてるのに…。
O:
眠そうだが,3時過ぎても入眠できず。
2時半にエバミール1T p/oするが効かず。
A:
少しうたた寝をしたのが原因か? 30分程度であったが…。
入眠剤が以前よりも減っていることにも起因しているかも知れない。
P:
うたた寝は時間が短いので考えにくい。
入眠剤は,確かにエバミールに変更になったものの,以前の処方では,ハルシオン0.25mg×1T + エバミール1mg×2T + アモバン7.5mg×1T。
現在はハルシオン0.25mg×1T + エバミール1mg×1T。
経過観察してみるが,それでも寝つけない場合は,ベンゾジアゼピン系への耐性も考えてアモバン7.5mg追加してもらうか?
V/C(AM):
BP 128/95,P 111,BT 36.2,kot 3。
tachycardiaだがpalpitation(-)。
研究会出席。目覚め良好だが,少々疲れている様子。
S:
すっきり目覚めました,よく眠れました。
ただ,少し疲れはあります。
O:
目覚め良好,食事摂取良好だが,若干の疲労感あり。
A:
退院して1週間,まだ本調子ではないと考えられる。
P:
経過観察の上,心身の疲労状態に合わせて日常生活のコントロールをしていく。
V/C(PM):
BP 132/97,P 84,BT 35.6,kot 0。
BP上昇傾向,特にDBPが連日高値。
ガスモチンが効いているのかkot安定して出ている。
退院後,初の外来診察。
S:
入院のお陰で吐き気もなくご飯も食べれるようになり,寝付きは悪いものの熟眠できるようになりました。体も楽になりました。
O:
退院後は食事摂取良好,一時を除き,睡眠もとれている。仕事も順調にこなしている。
A:
入院によって心身状態の改善が図れたと思われる。
また,長期不在によって職場内での「職務分散化」が進み,就業環境も改善され,良好な就業環境になったと思われる。
P:
適宜休暇を取ることと,職務負担への配慮を心掛ける。
処方薬の変更。
S:
入院して薬の整理をしましたが,寝付きだけはあまり良くないです。
個人的には,エバミールとハルシオンが相性が良い印象です。グッドミンをはずして,入眠剤はエバミールとハルシオンで。ベンザリンは10mgで平気だと思います,あまり多いと残眠感につながるので。
O:
入眠はグッドミンとハルラック(ハルシオン)だったが,あまり寝つけない様子。エバミールがよく眠れている印象がある訴えあり,変更の申し出。
A:
これまでの経験則からもエバミールとの併用が入眠良好な様子。薬が増えることはあまり良くないので,基本的には「追加」より「変更」が望ましい。
また,残眠感に繋がらないよう,中時間以上の薬はあまり多めにはしない。
P:
グッドミンからエバミールに変更。入眠剤としてはエバミールとハルシオンとする。
中時間以上は,ベンザリンは20mgから10mgに減量。
入院時の状態と同様にメジャーと併用していくことで耐性予防を図る。
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★ 本カルテの記載形式
カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。
カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
POMR又はPOS形式のカルテには,
・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
・A(Assessment):上2者の情報の評価。
・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。
★ その他の略語
・CC:主訴
・PHx:既往歴
・FHx:家族歴
・p/o:経口投薬
・Do:前回と同内容で処置・処方
・v/c:バイタルチェック(検温)
・BP:血圧
・P:脈拍
・BT・KT:体温
・kot:大便
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プロフィール
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ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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