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V/C(AM):
BP 135/87,P 87,BT 34.9,kot 1。
睡眠について。
S:
夕べはデパスとロヒプノールを追加してみたら,いつもよりは寝付きやすくて,寝起きもすっきりしました。
O:
夕べは22時に就寝,0時過ぎには入眠した模様。
今朝は7時半前にスッキリと起床している。残眠感・不眠感なし。
A:
入眠困難は薬で調整できそうなので
P:
本日に変更した通院にて眠剤の変更を申し出る。
心療内科通院(外来カルテ参照)。
S:
眠れません。寝付きが特に悪く,寝付いたとしてもすぐに目を覚ましてしまう。その他の症状が落ち着いているので,そちらに影響が出ないようにしたい。
O:
睡眠障害以外の症状は落ち着いている。
睡眠障害は著明で,入眠困難・睡眠時族困難あり。
在庫の薬剤追加で良眠できた。
A:
薬剤の変更で睡眠状態改善できそう。
P:
眠剤の変更を行う(外来カルテ参照)。
V/C(PM):
BP 136/87,P 99,BT 36.5,kot 0。
BPやや下がって維持している。それでも正常範囲からすれば高値の域。これ以上のBP上昇に注意が必要。
P 99,tachycardia(+),palpitation(-)。
薬剤改変後も寝付けず。
S:
薬がだいぶ増えたのに寝付けません。こんなはずじゃないと思っていたのに…。
O:
増量・追加分の眠剤p/oしても2時を過ぎても入眠出来ず。
A:
原因不明。デパス3mgで寝付きが多少改善したので寝付けるはずなのだが…。
過度の期待感と緊張感からか?
O:
とりあえず,デパス3mg p/o。
この時間(2時過ぎ)なのでさすがに眠れると思われる。
薬剤の量と種類としては寝付けるはずだが…。
自立支援法適用の更新手続き用の診断書をもらう。
・診断:
分裂感情障害(IDC F-25)
・病状・状態:
抑うつ状態;刺激性・興奮性,抑うつ気分,その他 自殺念慮
幻覚・妄想状態;幻覚
情動・行動障害;wrist cut
不安・不隠;強度の不安・恐怖感
その他;不眠
申請用とは言え,派手な診断。
死にたくはないけどリスカはそうなるか…。
・分裂感情障害:
精神分裂病と躁鬱病という二大内因性精神病の両方の特徴を持つ疾患である。
意識変容や錯乱という身体因に基づく精神病にも見られるような病像を示しながら,一方では心理的な誘因が存在する点が特徴的である。
発病が急激で、周期性の経過を示し、予後がよい
病像は意識障害・情動障害・精神運動障害を主とする
幻覚は感覚性が著しく、妄想は浮動的、非体系的でいずれも人格とは異質的なことが多い。
病前性格は定型統合失調症のそれとは異なり,感情疎通性が保たれている。
病前性格は定型分裂病者の内閉的性格とは異なり,易感性,几帳面,頑固などといった面がある。
発病にさいして精神的あるいは身体的誘因が認められることが多い。
睡眠障害について。
S:
全然眠れないんです。特に寝付きが悪くて,22時とかに床に就いても2~3時まで眠れず,やむなく今までの在庫の薬でやっと寝付いていると言うか…。早く寝付けた日でも3時間ほどで目が覚めてしまいます。
そのほかの症状はほとんど落ち着いてるのですが,睡眠だけがネックです。
O:
連日寝付けない日々が続いており,寝不足のために日中に睡魔に襲われている。また疲れが十分にとれていない。
その他の症状は安定している。
A:
眠剤の調整を図る必要がある。睡眠が十分でないと他の精神症状を来しかねない。
P:
入眠剤としては,エバミール錠を1Tから2Tに増量,アモバン10mg錠,ロヒプノール2mg錠を追加。
中途覚醒防止のためにベンザリンを10mg錠を1Tから2Tに増量。
眠剤としては,ハルシオン0.25mg錠×1T,エバミール錠×2T,アモバン10mg錠×1T,ロヒプノール2mg錠×1T,ベンザリン10mg錠×2T,ニューレプチル5mg錠×1Tとする。
V/C:
BP 135/87,P 81,BT 34.8,kot 3。
睡眠について。
S:
夕べはなかなか寝付けなかった。でも寝起きはまぁまぁ。でも眠い…。
O:
入眠改善のためにリスパダール液 1mL,中途覚醒防止にロヒプノール 1mg,ベンザリン 10mg p/oしておいたが2時過ぎても寝付けず。
デパス 3mg p/oしてようやく寝付いた。
今朝はまぁまぁの寝起きで7時半に起床するが,朝食摂取後に座ったまま寝てしまっている。
A:
深夜にデパス追加してようやく寝付ける状態。あまり入眠剤が効いてないと思われる。
また,寝付きの悪さから睡眠不足となり,すっきり起きたつもりでも,また眠ってしまう。
P:
デパス著効に見えるため,在庫もそれなりにあるので,デパス眠前p/oしていくか。
日中の眠気。
S:
眠いです…ツラいです…。
O:
日中は眠気に見舞われながら就労。
A:
寝付きの悪さのために睡眠不足の状態かと。
入眠剤の問題がありそうなので早期に改善したい。
P:
3/7(金)受診日だが,この状態が続くのは好ましくないので,明日3/4(火)に受診して処方を見直す。
V/C:
BP 135/87,P 88,BT 35.5,kot 0。
眠れないことへの不安。
S:
今日は眠れるのかなぁ…ちゃんと寝たいなぁ…疲れてるから寝れるはずなのに…。
O:
寝付きの悪さは持続しており,疲れていても眠れていない。服薬の効果も出ていないため,睡眠不足続いている。
A:
寝付けず,眠れていないことは精神状態への影響は大きい。
ただし,眠れないことを気にするのも余計に眠れなくなる可能性がある。
安定した睡眠を得るために,精神を安定させると共に,入眠しやすくする必要あり。
P:
効果も出ているように思えるため,催眠効果及び鎮静効果を狙い,眠前にデパス3mg p/o。入眠効果としてリスパダール液 1mL,中途覚醒防止のためにロヒプノール2mg,ベンザリン10mgを追加p/oで。
残眠感を防ぐため,少し早めの時間の投薬とする(21~22時)。
V/C(AM):
BP 138/92,P 82,BT 35.8,kot 0。
寝起きについて。
S:
夕べはさすがに寝付けなかったけど,朝はすっきり目覚めました。
O:
8時に起床し,その後,PCに向かったりしている。目覚めも良好の模様。昼前に少しうたた寝をしている。
A:
昨日はうたた寝をしてしまったためか入眠困難だったが,今朝の寝起きは良好。昼前のうたた寝は難ありだが…。
P:
休日でも早起きできるのは良い徴候,目覚めがすっきりしているのも良い。
休日でもきちんと起きるクセを付けていきたい。
日中。
S:
日中は,昼前にうたた寝しましたが,あとは外出したりして過ごしました。
O:
車の受け取り,車いじり,買い物などして昼間を過ごす。
A:
日中に閉じこもったりゴロゴロしないで過ごすことは,睡眠へ良い意味での影響を与えられると考える。
P:
家にいると,ゴロゴロしているウチにうたた寝したりしてしまうので,日中はなるべく外に出るようにしていく。
車の中ならそれほど熟眠しないので,疲れていれば車で出掛けてゆっくり休むのも良いかと。
V/C(PM):
BP 145/86,P 94,BT 36.0,kot 1。
BP高値続いてる。DBPは日差変動大きいが,やはり基本的に高め。
2時を過ぎても寝付けず。
S:
どうしても寝付けない…寝たいのに…。
O:
寝付きが悪い様子で,2時を過ぎても寝付けずにいる。
A:
日中に覚醒保つも寝付けず。
抗不安薬・入眠剤が効いてないのか。
P:
寝付きをよくするために,リスパダール液 1mLを,中途覚醒防止のために,ベンザリン 10mg,ロヒプノール 1mg p/oするが寝付けず。
デパス 3mg p/oにて眠気誘う。
V/C(AM):
BP 130/94,P77,BT 35.5,kot 2。
昨夜は中途覚醒もなく,寝付きも良好で,今朝は7時半に気持ちよく目覚める。
S:
ぐっすり寝ました。これだけ気持ちよく眠れたのは久々です。しかも休みの日なのに苦痛もなく早起きできて…。
O:
中途覚醒なし,入眠良好。目覚めも休日にしては早く,寝起きも良好。
A:
仕事の影響か? 仕事がない日なのでよく眠れてすっきり目覚められたかも知れない。
P:
入眠剤の検討をするとともに,抗うつ剤・抗不安薬も検討対象か?
V/C(PM):
BP 134/97,P 89,BT 36.2,kot 2。
まったりと一日を過ごす。
S:
車の修理に出掛けて代車でドライブして。あとは家でゆっくり過ごしました。うたた寝を何度かしてしまったので夜が心配です。
O:
午前中と午後にうたた寝をしつつ,ゆっくりと過ごす。
A:
うたた寝が睡眠に響くのは入院中からなので注意が必要。今夜の睡眠に影響でないと良いが。
P:
一応は普通に就寝してみる。ダメであればリスパダール液・ベンザリン10mg p/o検討。
V/C(AM):
BP 136/103,P84,BT 35.3,kot 5。
中途覚醒後について。
その御難とか寝付いた様子。
S:
なんとか寝付けました。でもやっぱり寝起きはツラいです。昼間もボーっとするし,イライラするし…。
O:
中途覚醒後にリスパダール液p/o後に寝付いているが,寝起きは悪く
,日中に眠気を覚える。
A:
totalの睡眠時間としては足らず,睡眠の質も良くはない。
このため,日中に眠気を感じ,精神的にも安定しない様子。
P:
睡眠状況の改善。
V/C(PM):
BP 140/71,P 104,BT 35.6,kot 3。
tachycardiaでpalpitation(+)。胸部苦悶感等はなし。
S:
さすがに非常に眠いです。やっぱり抑鬱症状を感じますね。
O:
夜になって,耐えていたぶんの眠気を感じる。
また,抑うつ症状の自覚あり。
V/CにてP 104とtachycardiaで,本人もpalpitation自覚。不快感はないとのこと。
A:
眠れてない分,それを耐えた分,眠気を感じている。また,寝不足から精神不安定による抑うつ感と,自律神経の乱れがあるかと。
P:
次回診察時に睡眠剤の検討。
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★ 本カルテの記載形式
カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。
カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
POMR又はPOS形式のカルテには,
・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
・A(Assessment):上2者の情報の評価。
・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。
★ その他の略語
・CC:主訴
・PHx:既往歴
・FHx:家族歴
・p/o:経口投薬
・Do:前回と同内容で処置・処方
・v/c:バイタルチェック(検温)
・BP:血圧
・P:脈拍
・BT・KT:体温
・kot:大便
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プロフィール
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ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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