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S:
寝込んだ休みだったので,夕べは入眠剤倍量服薬で寝付く。追加なしで寝付いた。4時半頃に中途覚醒するがすぐに寝直せた。
朝はそれなりに起きる。熟眠感あり,割とすっきり目覚める。
日中は安定,仕事も順調。休み明けあって割と忙しかったが,想像したほどは忙しくなかった。
心療内科通院日(後述・外来カルテ参照)。割と寝付けるようになってきていること,減薬を試みてるがまだ難しいこと,日中の安定状態が維持できていることを報告。ベタナミンも不要になってきているので切ってもらうことにした。
今日は朝からBP高値の状態。朝のBP 130/95,夕のBP 137/85。もう少し経過を追って,主治医と話すと共に,再度循環器コンサルトしてもらおうと思う。
O:
寝込んだ日々だったので入眠剤倍量服薬で寝付く。追加なしで寝付けている。中途覚醒を1度したようだが,すぐに寝直せている。それなりの時間に起床でき,すっきり目覚めている。
日中の安定状態維持,仕事も順調。
心療内科通院にて現状報告。だいぶ眠れているようだが,減薬を試みているもののまだ難しい状態。ベタナミンが不要な生活になってきている。処方からはずすことを提言。
BPが朝から高め。経過観察して,主治医と話すと共に再度コンサルトの意向。
A:
寝込んだ日々のわりには倍量服薬しているものの,追加なしで寝付けている。また,中途覚醒はしているもののすぐに寝直せており,目覚めも悪くない。睡眠状態が改善してきているのか。ただ,減薬は試みているものの難しい様子なので,現行処方で服薬すると共に適宜減薬への試みは続けていくのが望ましい。
ベタナミンが不要な状態になっているのは良い状態かと。切れるのなら切るのが望ましい。
BPが高めになっているので,経過観察をして,状態に応じて主治医に「薬の問題か」と言う点について確認すると共に,必要に応じて循環器コンサルトを考える。
P:
睡眠状態は改善しているので基本は現行処方で。ただし先のことを考えて減薬への試みは続ける。
ベタナミンは不要な生活になっているので処方から切ってもらう。
BPは経過を追って,状態に応じて主治医に相談・確認。必要に応じて循環器コンサルトとする。
・心療内科通院
S:
この所はだいぶ眠れるようになりました。朝も割とスッキリと目覚めています。
休みの日は,眠剤を半量にするなどして減薬を試みてます。ただ,今の所はまだ難しそうです。
抑うつ感や不安感などもありません。
年末年始の休みはかなり乱れた生活にはなってしまいましたが…。
ベタナミンは「眠れなくなるのでは?」とも思い,また飲まなくても平気になってきており,しばらく飲んでません。「切っても良いのかな?」と思っています。
O:
睡眠状態は改善傾向。眠剤の減薬を試みているようだが,まだ減薬は難しい様子。
抑うつ感・不安感を感じなくなってきている。
ベタナミンなしでの生活を送っており,特に支障もなく,むしろ「不眠の原因になるのでは?」と心配している。
A:
睡眠状態改善してきており,現在の処方が合っていると思われる。減薬を試みているようだが,まだ難しいようなので,もう少し現在の処方で様子を見ていくか。
抑うつ感・不安感などは感じなくなってきており,課題点は「睡眠」だけになってきているが,これもコントロール良好の印象。
ベタナミンなしでの生活を続けており,不眠への心配も感じているようなので,切っても良いのではないかと思われる。いわゆる覚醒剤のようなものであるため,服用しないで済むのならその方が望ましい。
P:
眠剤は現行処方で経過観察とする。いずれ減薬できるように,減薬への試みは進めていく。
抑うつ感・不安感を感じなくなってきているため,課題点は「睡眠」を主としていく。少量のパキシルと頓用のワイパックスで対応する。
ベタナミンは不要の生活ができており,服薬しないに越したことはないので,今回の処方からベタナミンは切る。
基本は現行処方で経過観察としたいが,眠前薬のレメロンが新薬のため,2週後f/uとする。
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★ 本カルテの記載形式
カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。
カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
POMR又はPOS形式のカルテには,
・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
・A(Assessment):上2者の情報の評価。
・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。
★ その他の略語
・CC:主訴
・PHx:既往歴
・FHx:家族歴
・p/o:経口投薬
・Do:前回と同内容で処置・処方
・v/c:バイタルチェック(検温)
・BP:血圧
・P:脈拍
・BT・KT:体温
・kot:大便
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ゐぬ様
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男性
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1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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