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・V/C:
BP 137/92,P 78,BT 36.0,kot 1。
・寝起きについて:
S:
今日はすっきり目覚めました。夕べは中途覚醒もなく,寝付きも良かったです。
O:
昨夜は寝付きよく,中途覚醒もなく,今朝はスッキリと目覚める。熟眠感(+)。
A:
昨日からハムスターを飼育。それが精神面でプラスに働いて落ち着いたのではないか? そのために良眠できたと思われる。
P:
「ともに暮らす家族がいる」と言う意識を持つことで,精神の安定化を図る。
・V/C:
BP 136/96,P 79,BT 35.7,kot 1。
DBP高値続いている。
・明日への不安:
S:
明日から上司が替わります。なんだかんだで今までの上司にはだいぶ救われていたと思う。
新しい上司は「仕事はしない」と言うのはよく知っているが,「管理職としての仕事もしない」と言うことを聞いて,発症のきっかけとなった初代上司を思い起こして不安になりました。
O:
年度替わりで上司交代。
新しい上司が,発症のきっかけとなった初代上司を連想させるため,帰宅後に不安定になる。衝動も抑えられずにリスカする。
A:
新しい上司の勤怠を危惧しているようだが,現在は周りの職員が違い,自分だけで闘う必要はない。
しかし多忙時に不穏状態になる可能性考えられるため,適宜休養をとる必要がある。
P:
「周りの環境が違う」と言うことを意識すること。また適宜休養をとる。
再びペットを飼育し始めたので,「家庭」と言う意識も持っておきたい。
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・V/C:
BP 132/82,P 109,BT 36.5,kot 0。
BP落ち着いている。tachycardia(+),palpitation(+)。
・不規則な睡眠:
S:
深夜まで起きていて,それから床に就いたんだけど眠れなくて朝が来た。それからはなんとか眠れて昼過ぎに起きた。
O:
3時過ぎまで起きていた。その後,床に就くが寝付けず,最終的には7時頃に寝付く。その後14時頃に起床。
A:
休日ではあるが,夜更かしの度が過ぎると思われる。
P:
休日であっても,せめて2時までには床に就くようにしたい。
・ハムスターを飼う:
S:
ホームセンター巡りをしていたら目を奪われて思わずハムスターを飼いました。1匹だけです。
O:
起床後,活動状態にするためにドライブ。ホームセンター巡りをする。
その際に,ハムスターに目を奪われて1匹購入。
A:
ペットを飼うことで,生活リズムの安定,虚無感・孤独感の払拭に繋がると考えられ,衝動的な購入ではあるが,良い方向に向かうと考える。
P:
ペットとともに暮らすことを通じて,精神及び生活リズムの安定化を図る。
・V/C(AM):
BP 135/95,P 83,BT 34.6,kot 2。
・V/C(PM):
BP 133/78,P 107,BT 36.2,kot 2。
tachycardia(+),palpitation(-)。
・寝込む:
S:
最近にしては珍しく寝込みました。今日はプラゴミの日だから7自販に起きてゴミ出しをして。少し寝るつもりが夕方になっていました。
O:
ゴミ出しのために7時半に起きる。夕べは中途覚醒なく熟眠している。
ゴミ出しのあとに横になっていたら,起きたのは18時前だった。
A:
中途覚醒なく熟眠できたのは良い睡眠状態。
ただし,その後の寝込みとも併せると疲労状態にあるのではないか?
P:
明日も寝込み気味であれば,近日中に一度休暇をとって休養する。
・衝動について
S:
いい加減スタッドレスタイヤをサマータイヤに履き替えたくて出掛けた。
帰りに不安定になり,衝動的な状態になると思ってドライブに出掛けた。衝動的な状態ではあるが飛ばしたりはしてない。
かなり長いこと走ったので帰ってきたけど衝動が治まらずリスカした。
O:
タイヤ交換で出掛けるが,帰途にて不穏状態に。
ドライブで気を紛らわせようとする。特に危険行動なし。しかし帰宅後も衝動が抑えられずにリスカする。
A:
疲労に加えて不安定状態にあるのか?
P:
近日中に休養をとるようにする。
・V/C(AM):
BP 142/90,P 100,BT 35.8,kot 2。
BP(特にDBP)高値続いている。tachycardia(+),palpitation(-)。
・V/C(PM):
BP 138/86,P 95,BT 35.6,kot 3。
kot軟便。
・寝起きについて:
S:
寝起きは良くないです。中途覚醒が響いたのかと。倦怠感と疲労感を感じます。
O:
昨夜は1時頃に中途覚醒し,しばらく覚醒状態。今朝の寝起きは不良で倦怠感と疲労感がある様子。
A:
睡眠障害の状態。熟眠できれば寝起き良好になりそうだが…。
P:
薬剤の追加・強化も寝起きに響くために難しい。眠前の安定化を図って良眠目指す。
・やや安定状態:
S:
今日はあまり不安感はないです。不隠にも陥ってないのでリスカへの衝動もありません。
O:
気分安定状態。衝動なくリスカなし。
A:
割と落ち着いて仕事ができた一日だったからか?
また,翌日が休日である点が大きいと考える。
P:
平日は翌日のことをあまり意識しないようにする。
気分安定化に努める。場合によっては抗不安薬p/o。
・抑うつ状態:
S:
気分は安定しているんだけど,抑うつ感がある。虚無感・孤独感を感じる。衝動はないけど何か劣等感も感じる。
O:
衝動なく,やや安定しているようだが,虚無感・孤独感などの抑うつ状態にある。また対比基準は不明だが劣等感を感じている様子。
A:
翌日が休日であることから,比較的安定した状態ではあるものの,かえって孤独で過ごす時間となることから抑うつ状態にあると思われる。
P:
気分安定状態のうちに就寝しておくことで,抑うつ思考の低減を図る。
・不安感:
S:
上司から異動の話を聞きました。異動にはならないとのことです。密かに期待してつつムリだとも思っていましたが…。
4月から上司が替わり,特に主任との関係性を考えると心配です。
O:
自身の異動はないとのこと。
その中で,上司の異動あり,特に主任との関係性を心配している。
A:
「異動なし」は期待はしつつも覚悟はしていたので仕方のないこと。
主任と新しい上司の関係性については案じてもしょうがないこと。自身が大きな影響を受けないようにすることを考えるべき。
P:
「仕事自体は好き」と言う側面から「異動はなし」と言うことを「好きな仕事を続けられる」と逆転発想できるようにする。
新しい上司については,怠惰・干渉という面があることから初代上司とのオーバーラップが気になる所だが,顔を合わせると話しかけられることから悪印象はないと思われる。新しい上司とはウマくやっていくようにする。
主任と上司の関わりについては,あくまで「他人事」として処理をし,「好きな仕事を続けられる」と言う発想から,自分の職務に専念することで巻き込まれから回避していく。
・V/C(PM):
・BP 135/95,P 97,BT 35.8,kot 0。
SBP落ち着いているもののDBP高値続いている。週末に内科受診を検討。
tachycardia(+),palpitation(-)。
kot 0だがAMには出ている。軟便ではない。
・衝動について:
S:
異動のこと,期待しつつも覚悟はしていた。でも管理職人事を考えると不安。不安ゆえに衝動が止まらない。
O:
異動・管理職人事に不安感を覚え,不安定状態から不穏状態に陥り,リスカもする。
A:
期待しつつも覚悟はできていたのだから「仕事自体は好き」と言う気持ちを大事にしていく必要がある。
管理職人事は,とにかく案じてもしょうがないこと。
P:
先述「不安感」と同様の対応。
新しい上司とウマくやっていくこと,「仕事自体は好き」という意識から自身の職務に専念すること,管理職人事は他人事と割り切ること。
・V/C:
BP 133/97,P 69,BT 35.1,kot 4。
SBP下がっているが DBP高値。kot軟便。
・睡眠について:
S:
よく眠れた気がします。すぐに寝付けたわけではないけどきちんと寝付きました。2時頃に中途覚醒し,眠れないかと思いましたが,その後に再度寝付くことができました。目覚めはすっきりしています。
O:
22時に床に就き,0時過ぎに就寝。2時に中途覚醒するが,その後はまた寝付いて,朝は7時に起床。寝起き良好。
A:
追加されたセロクエル錠の効果出ている模様。
入眠状態改善しており,中途覚醒はあるものの再度寝付けており,スッキリと起床しているので睡眠状態も良好と言える。
P:
就寝時間に合わせてセロクエル錠p/oしていく。
「中途覚醒しても寝付ける」と言う気持ちでいること。
・被害妄想:
就労中に被害妄想に見舞われる。
S:
なんだか自分だけ悪い状態に置かれている気分がする。物事がウマく行ってない気がする。損をしている気がする。
どうして自分はこんな目に遭わなければならないのかと思う。初代係長と出会わなければ,出会っても対応が違っていたら今はかわっていたかも知れないと思う。
苦労はしてるのかも知れないけど,自分以外だけが物事がウマく行っているような気がしてならない。
O:
自己嫌悪・被害妄想の念に駆られる。発症のきっかけとなった初代上司とのことを思い起こしている。
A:
同僚が順調に過ごしているだけに,自分の病態の悪さを顕著に感じていると思われる。
P:
発症のきっかけははっきりとしており,外因的な発症ではあるが,内因的な性格の問題も否定はできないので,その認識も必要。ただし自己嫌悪には陥らないようにしたい。
・管理職人事異動:
科長である係長異動し,系列病院課長が科長になる内示発表される。
S:
ウマくやっていけるか心配です。病態のこともあってこれまで通り取りはからってもらえるとは限らないと思う。また,主任との一発触発がコワい。
O:
上司の異動の発表。これまで理解して取りはからってもらえたことから,今後について心配している。後任が主任と馬が合わない気がするため,その関係性も恐れている。
A:
異動後,後任の科長には病態を説明し,理解をしてもらう必要がある。
主任との関係性についてはあくまで他人事であることの認識が必要。直接の関わり合いは持たないようにしたい。
P:
後任の科長には,正式に,入院経験も含めて病態の説明をして理解をしてもらう。「甘える」と言うわけではなく「ストレスの緩和」に働いてもらうように。
主任との関わりについては,直接の関わりを持たないように,事故の職務に専念していくようにしていく。
・V/C(PM):
BP 140/89,P 85,BT 35.4,kot 3。
BP高値続いている(特にDBP)。SBPも高値傾向あり,注意していく。kot軟便。
・不安定状態:
S:
今日はヒドい一日だったと思う。被害妄想に駆られ,人事に関して将来的な不安を感じた。先を思うと気が滅入る。どうして良いか分からない。
どうして良いか分からないから,自分に対する衝動が沸いてしまう。
O:
就労中に被害妄想に駆られたこと,人事異動のことで不安定状態になっている。
また,困惑によって錯乱状態となり,衝動的になってリスカする。
A:
被害妄想・人事異動に関しては全て外因的なことが要因であり,その認識が必要。
外因的なことなので,自身の安定化を図りたい。
P:
自分自身の人事異動にも期待してみる(期待はずれの場合にショックを受けない程度に)。
また「外因的なこと」という認識を持つようにする。
・中途覚醒
S:
せっかく寝付いたのに目が覚めちゃった。あまり眠くならない。起きていようか迷うくらい。
O:
1時頃に中途覚醒。眠気なく,眠剤追加するがそれでも眠気なし。
その後,いつの間にか寝付いている。
A:
不安定状態・緊張状態か?
寝起きに影響することを考えると,これ以上の薬剤の追加又は強化は難しい。
P:
眠前の安定化に努め,良眠得られるようにする。
・V/C(AM):
BP 143/82,P 86,BT 35.7,kot 4。
kot軟便。
・不眠状態:
S:
夕べも寝付けなかった。3時頃に寝ようか起きてようか迷いながらソファーにもたれてたら,なんとかいつの間にか寝てた。眠りは浅いです。
O:
22時就寝するも3時まで入眠出来ず。その後,ソファーにもたれているウチに入眠し,4時間ほど浅い睡眠をとる。
A:
入眠困難続いている。また睡眠も浅い状態。
リスカも続いており,眠前の不安定状態・緊張状態強いと思われる。
P:
本日(3/25)の外来診療にて対応してもらう。
眠前の不安定状態・緊張状態の緩和と,催眠効果から,持続時間の短い抗精神病薬p/oしてはどうかと提案予定。
・外来診察:
外来カルテ参照。
入眠困難とリスカについて話す。
夕食後にセロクエル5mg錠×2T追加。
・V/C(PM):
BP 146/95,P 86,BT 35.6,kot 3。
BP高値続いている。kot軟便。
・不安定状態について:
S:
セロクエル錠追加で少しだけ落ち着いています。でも衝動は止められませんでした。少し眠い気がします。
O:
セロクエル錠追加で不安定状態・緊張状態は若干緩和。しかし衝動は止められずリスカに至る。消灯前に少し眠気を訴える。
A:
衝動は止められなかったものの,少し安定している様子。また催眠効果も出ているように思われる。
P:
就寝時間に合わせてセロクエル錠p/oしていく。
衝動については不安定・緊張状態だけでなく,ストレスもあるため,経過観察。
・中途覚醒:
2時頃に中途覚醒。
S:
また目が覚めちゃった。まだ2時? でも寝付けそうな気はしてる。
O:
昨日同様に2時過ぎに中途覚醒。
処方変更のためか,再度寝付く予感とはしているとのこと。
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★ 本カルテの記載形式
カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。
カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
POMR又はPOS形式のカルテには,
・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
・A(Assessment):上2者の情報の評価。
・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。
★ その他の略語
・CC:主訴
・PHx:既往歴
・FHx:家族歴
・p/o:経口投薬
・Do:前回と同内容で処置・処方
・v/c:バイタルチェック(検温)
・BP:血圧
・P:脈拍
・BT・KT:体温
・kot:大便
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プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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