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・V/C:
BP 133/97,P 69,BT 35.1,kot 4。
SBP下がっているが DBP高値。kot軟便。
・睡眠について:
S:
よく眠れた気がします。すぐに寝付けたわけではないけどきちんと寝付きました。2時頃に中途覚醒し,眠れないかと思いましたが,その後に再度寝付くことができました。目覚めはすっきりしています。
O:
22時に床に就き,0時過ぎに就寝。2時に中途覚醒するが,その後はまた寝付いて,朝は7時に起床。寝起き良好。
A:
追加されたセロクエル錠の効果出ている模様。
入眠状態改善しており,中途覚醒はあるものの再度寝付けており,スッキリと起床しているので睡眠状態も良好と言える。
P:
就寝時間に合わせてセロクエル錠p/oしていく。
「中途覚醒しても寝付ける」と言う気持ちでいること。
・被害妄想:
就労中に被害妄想に見舞われる。
S:
なんだか自分だけ悪い状態に置かれている気分がする。物事がウマく行ってない気がする。損をしている気がする。
どうして自分はこんな目に遭わなければならないのかと思う。初代係長と出会わなければ,出会っても対応が違っていたら今はかわっていたかも知れないと思う。
苦労はしてるのかも知れないけど,自分以外だけが物事がウマく行っているような気がしてならない。
O:
自己嫌悪・被害妄想の念に駆られる。発症のきっかけとなった初代上司とのことを思い起こしている。
A:
同僚が順調に過ごしているだけに,自分の病態の悪さを顕著に感じていると思われる。
P:
発症のきっかけははっきりとしており,外因的な発症ではあるが,内因的な性格の問題も否定はできないので,その認識も必要。ただし自己嫌悪には陥らないようにしたい。
・管理職人事異動:
科長である係長異動し,系列病院課長が科長になる内示発表される。
S:
ウマくやっていけるか心配です。病態のこともあってこれまで通り取りはからってもらえるとは限らないと思う。また,主任との一発触発がコワい。
O:
上司の異動の発表。これまで理解して取りはからってもらえたことから,今後について心配している。後任が主任と馬が合わない気がするため,その関係性も恐れている。
A:
異動後,後任の科長には病態を説明し,理解をしてもらう必要がある。
主任との関係性についてはあくまで他人事であることの認識が必要。直接の関わり合いは持たないようにしたい。
P:
後任の科長には,正式に,入院経験も含めて病態の説明をして理解をしてもらう。「甘える」と言うわけではなく「ストレスの緩和」に働いてもらうように。
主任との関わりについては,直接の関わりを持たないように,事故の職務に専念していくようにしていく。
・V/C(PM):
BP 140/89,P 85,BT 35.4,kot 3。
BP高値続いている(特にDBP)。SBPも高値傾向あり,注意していく。kot軟便。
・不安定状態:
S:
今日はヒドい一日だったと思う。被害妄想に駆られ,人事に関して将来的な不安を感じた。先を思うと気が滅入る。どうして良いか分からない。
どうして良いか分からないから,自分に対する衝動が沸いてしまう。
O:
就労中に被害妄想に駆られたこと,人事異動のことで不安定状態になっている。
また,困惑によって錯乱状態となり,衝動的になってリスカする。
A:
被害妄想・人事異動に関しては全て外因的なことが要因であり,その認識が必要。
外因的なことなので,自身の安定化を図りたい。
P:
自分自身の人事異動にも期待してみる(期待はずれの場合にショックを受けない程度に)。
また「外因的なこと」という認識を持つようにする。
・中途覚醒
S:
せっかく寝付いたのに目が覚めちゃった。あまり眠くならない。起きていようか迷うくらい。
O:
1時頃に中途覚醒。眠気なく,眠剤追加するがそれでも眠気なし。
その後,いつの間にか寝付いている。
A:
不安定状態・緊張状態か?
寝起きに影響することを考えると,これ以上の薬剤の追加又は強化は難しい。
P:
眠前の安定化に努め,良眠得られるようにする。
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★ 本カルテの記載形式
カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。
カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
POMR又はPOS形式のカルテには,
・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
・A(Assessment):上2者の情報の評価。
・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。
★ その他の略語
・CC:主訴
・PHx:既往歴
・FHx:家族歴
・p/o:経口投薬
・Do:前回と同内容で処置・処方
・v/c:バイタルチェック(検温)
・BP:血圧
・P:脈拍
・BT・KT:体温
・kot:大便
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プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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