ポラス 分譲 ゐぬ様のカルテ 【MC外来カルテ】 03/29(Mon) 忍者ブログ
 
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S:
 この所は少し忙しい日が続いていました。
 寝付きは良い方です。ただやはり薬がないとダメですが。
 寝起きが悪い状態が続いています。ベンザリンを2Tから1Tにしましたが,それでも寝起きが悪く0.5Tにしてみましたがまだで。
 そこでベンザリンを止めて,ロヒプノール2mg 2Tに置き換えてみました。最初は良かったのですが,疲れが溜まっているせいなのかも知れませんが,やはり寝起きが悪くて,1.5Tに減らして,更に今は1Tにまで減らしています。
 中・長時間型を減薬しましたが,睡眠の持続はできています。
 ロヒプノール2mg 1Tで行けそうな感じですが,まだ起きれないこともあり,調整も兼ねて1mg×2Tとして,状態に応じて1Tで行けるか2Tになるか調整してみたいのですが。
 疲れているのか,週末は寝込んでしまってます。
 日中は安定しています。仕事も順調です。
 昨年は毎日のように発泡酒を350~500mL飲んでましたが,1月から休み前に4本くらい飲む程度に留めました。これで血液データも改善して,エコーの結果も良くなりました。しかし最近また1日置きくらいで発泡酒を350~500mL飲んでしまうようになっています。止めたいのに止められない,でも日常に支障を来すこともなく,量も多くはないのですが,あまり良いコトだとは思えないのでどうにかしたいです。
O:
 多忙が続いているが,日中の安定状態維持,仕事も順調。
 睡眠状態が少し変化してきている。入眠困難は持続しているが,現行の入眠剤をきちんと服用すればすんなり寝付けている。
 朝の寝起きが悪いので中・長時間型の眠剤の調整をしている。ベンザリンを2Tから1Tにしたものの,まだ寝起きが悪く,ベンザリンを止めてロヒプノール2mg 2Tとした。それでもまだで1.5T(3mg)とすると最初は良かったようだが,また寝起きが悪くなってしまっている。現在は2mg 1Tとしているが,まだ寝起きはあまり良くないと言う。
 減薬はしているが睡眠の持続はできている。
 ロヒプノール1mg 1Tで行けそうな感じのようだが,自信がなく1mg×2T処方の上で,1Tで行けるか2Tになるか調整をしてみたいと言う。
 日常習慣化した飲酒を1月より休み前としたが,最近になって1日置きくらいで飲み始めるようになった。量は多くなく日常に差し支えもないが,止めたいのに止められずにいて困っている。
A:
 多忙ながらも日中の安定状態維持,仕事も順調。日中の状態は悪くない。日中活動に対する介入は今回も不要と考える。
 睡眠状態が変化している。
 入眠剤は必須だが以前よりはすんなり寝付けている。入眠困難に対する対応はまだ現行通りで見ていくしかないだろう。
 寝起きが悪くなってきた様子。ベンザリンを2Tから1T減薬したがダメなようで,ロヒプノール2mg 2Tに置き換えたが,それでもまだ寝起きが悪い状態。薬が減るのは良いことであり,睡眠の維持もできているのでベンザリンは切っても良いだろう。ロヒプノール2mgでもまだ寝起きは悪いようで,1mgにすることを考えている。ただはっきりとした自信がない様子。1mg×2Tで状態に応じて1Tとするか2Tとするか調整したいと言う。ウマくいけば1mg 1Tでも行けそうな様子ではあるがはっきりとした自信が持てないようだ。
 減薬の方向への希望なのでSの通り,1mg×2T処方で状態に応じて服用量を調整させてみるか。1mg 1Tで行ければ,以前と比べればかなり睡眠状態は改善していると言える。
 お酒がまた習慣化し始めていると言う。催眠鎮静系の薬剤を服用しているので好ましくはない。量は多くなく日常に差し支えもないとのことだが,薬との相互作用や肝機能が心配になる。自制を促すとともに定期的に肝機能のチェックが必要と思われる。
P:
 日中活動に対する介入は不要。疲労は蓄積しないように工夫させる。
 入眠剤は現行処方do。中・長時間型はロヒプノール1mg×2T処方として,状態に応じて本人に調整をさせてみる。
 飲酒は自制を促し,定期的な肝機能チェックをする方向で対応。
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★ 本カルテの記載形式
 カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
 しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
 本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。

 カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
 そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
 このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
 POMR又はPOS形式のカルテには,
 ・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
 ・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
 ・A(Assessment):上2者の情報の評価。
 ・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。

★ その他の略語
 ・CC:主訴
 ・PHx:既往歴
 ・FHx:家族歴
 ・p/o:経口投薬
 ・Do:前回と同内容で処置・処方
 ・v/c:バイタルチェック(検温)
 ・BP:血圧
 ・P:脈拍
 ・BT・KT:体温
 ・kot:大便
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プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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