ポラス 分譲 ゐぬ様のカルテ 【PH在宅カルテ】 07/17(Sat) 忍者ブログ
 
[976]  [975]  [974]  [973]  [972]  [971]  [970]  [969]  [968]  [967]  [966
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



S:
 夕べは遅くにチェックインした上にインターネット接続のトラブルであれやこれやしているうちにどんどん時間が経ってしまい,4時というとんでもない時刻に就寝。
 眠前のロヒプノールとセロクエルだけは2Tを1Tとした。
 昨日確認したら健診会場までは1km。10時スタートなので9時に着くようにするか。このためホテル発は8時半を設定。起床は8時前で十分だろう。
 そんなこんなで迎えた朝。柏崎震災後DVTフォロー健診3年目初日。
 さすがに仕事を終えてからの深夜長距離ドライブをして明け方に床に就いたものだから,朝はなかなか起きられない。
 それでも遅れるワケにはいかないので踏ん張って起きる。なんとか8:05起床。寝ぼけ眼で朝食を摂る。かなり眠いのでベタナミン2T服用。
 8時半ロビー待ち合わせの所を10分遅刻。それでも「1kmだからまぁ良いか」とも思ったりして。
 しかしナビの案内はアテにならない。ホテルを出て数百メートルでまず四輪が通れない道を引いている。仕方ないので迂回してリルートさせる。
まぁそれほどの遠回りにはならなかったが。
 当然9時には十分間に合う時間に到着。
 例年通り,スタートが10時というのに8時半から既に待っている人もチラホラ。かなり参集したのは早い方だが,会場の病院でのセッティングはほとんど出来ている。支援メーカーさんも朝早く頑張るねぇ。そこの技師さんも色々と頑張っていらっしゃるようで。
 開始のミーティングを少し行って,少し前倒しの9:45スタート。
 「場合によっての移動は面倒」「操作しやすく見やすいモノが良い」「被検者の動線がスマートな位置の方が呼込と案内しやすい」などの条件を考える。
 「検査後の結果説明」のブースは受付・採血のコーナーから一番奥までの真ん中にある。なのでこの付近のブースを陣取りたい。
 この付近のブースの中のエコー機を物色。とりあえず某T社のエコー機が使いやすそうで見やすそうなので早速そこを陣取る。
 アーム付きの液晶パネルなので見えやすい角度に自由に調整出来るだろう(ディスプレーが下にも向く)と思ったのだが,なんと上には向くが,一番手前に引くと下方向は直立が限界だと。しかしほかの機種に比べればまだ操作パネルの位置などはマシな方か。画面は見上げる形になるが,まぁウチで昔使っていた機種は更に上を向く状態だったからまだマシか(今のはかなり下にも向いてくれるが)。操作法も分かりやすくボタンの位置も手近なところにある。コレなら我慢できる。
 プローベも普段使っているのと同じ握り心地。画質もウチのにまぁまぁ近い。コレはあまり違和感なく使えそうだ。
 何人こなしたかは分からないが,血栓疑いの像に遭遇。さっそく先生を呼ぶが,画像はストアしてプリントもしたのだが,当て直すと出せない,再現できない。ただストアした画像からは「ほぼ間違いない」とのコトで。
 しかしなかなか難しい養素が色々ある。
 3年目のフォローなので「直後の時は何か症状などがあったか」「現在または最近,何か症状はあるか」」「今回で何回目の受診になるのか」「過去のこの健診で何か指摘を受けたことはあるか」などは問診票を参考にしつつも聞き取りはしておきたい。
 しかし訴えは色々出てくるモノで「この検診とはあまり関係なさそうな訴えも多い。「膝が痛い(→整形とかでしょ)」「歩くのがツラい(→整形かPADでしょ)」「交通事故で足を痛めた(→これも整形とかでしょ)」だとか,「あの時は色々大変で…今も…(→心中察しますが世間話ですか)」だとか「関係ないでしょうが~で~なんですが…(→心中察しますが別件ですので結果説明かかかりつけ医だとか普通にどこか受診して下さい)」だとか,聞き取りだけで時間を食うコトも。
 検査は下腿だけで良いのだが,腫張・発赤・浮腫・静脈瘤などの外観の変化もチェック対象。なのでエコーをする前に視診・触診などもする。
 んで,コレをやっているとまた更に「元々浮腫みやすくて…どうすれば良いですかねぇ(→所見ではあるが要因は様々だし答えだしたらキリがないです)」「この血管のボコボコは何ですか?(→静脈瘤ですがその状態を把握できれば良いので詳しいコトとかは結果説明とかどこかの病院でどうぞ)」「ココ(画面上で血管径を計測中)が悪いところですか?(→注目したり計測されたり目立つモノが気になるのは分かりますが,異常の有無に関わらず計測は必須です,でも説明してると更に質問が出て来てくる,そうなると長くなるので最終的なコトは結果説明でお願いしたいです)」「この黒いのは悪い部分?(→血管腔です,単純に答えて理解してくれれば良いのですが更に質問が及ぶと説明が大変です)」だとか,また色々と…。
 普段は「観察範囲も広くて評価項目も多くいが,時間には余裕があって,割と淡々かつじっくりと進められる」と言う状態なのだが,今回は「下腿限定」であり「血栓の有無とヒラメ筋静脈の最大径計測」のみで,なおかつ受診者は後から後からやって来るので短時間でしっかりと診なければならない。
 なので「スピーディーにオチのない検査」は慣れるまで戸惑う。加えて簡易なアナムネをしながらになる。そこで更に色々とご質問だ。そう言うワケで最初はずいぶんと急かされたのだが,何とか後半にはスピーディーにこなせるようになり,アナムネも必要最低限で打ち切って「必要以上のコトは"あとで結果説明の時にどうぞ"と言う丸投げ」にするようにした(話し出すと双方共にキリがない)。
 さて,色々苦労をしながらもなんとか初日を終了。250名ほどの受診があったそうです。血栓陽性は6.5%ほど。
 あとは明日があるとは言え,多少の片付けと,採血をしているのでその分注や仕分けの残り作業も請け負う。
 そうこうしているうちに19時も過ぎてしまった。軽くお茶を頂いてホテルに戻る。盛岡の技師さんと顔なじみになって連絡先を交換。ホテルも近いらしいので送ってあげる(明日の送迎も請け負った)。こんばんからは主任も同じホテルに泊まるので4名乗車で駅前まで。
 それから支度をして夕食へ。その前に明日の朝食を調達。「地方だから21時くらいでコンビニが閉まるかも知れない」と思ったら20時閉店だと。間に合って良かった。食事は適当に居酒屋で。大ジョッキ2杯しか飲んでないのだがかなり気持ちよくなった(それでも飽きたらずに部屋で飲んでたけど)。
 そして昨日のネット接続の不具合を踏まえてトラブルシューティングの書類を借りたが,手動設定でも繋がらない。モデムの再起動もした。コマンドプロンプトで色々検証したのだが「どうやらモデムと正常に通信できない」と言うコトが分かる。なので部屋にスタッフを呼んだのだが「基本的に技術的なコトはノータッチ」なので簡単な説明をして「モデムに不具合がある気がする」と簡単な結論を出した。「PC貸出サービス」があるので「絶対繋がるはずであろう貸出PCで接続できるか検証して欲しい」と。
 そしたら貸出PCでも接続不可。スタッフも首をかしげる。とりあえずモデムに繋がる機器(何のユニットかは知らん)をリセット。すると繋がった。ウチのPCに繋ぎ変えても繋がった。コレで事なきを得たのだが解決したのは23時半。やっと繋がったのでコレから色々こなしたいのだが時間がない。また遅寝かよ…。
 ちなみにステータスを確認したら手動設定の値と違うんですけど(そりゃ手動設定でも繋がらないはずだわ)。
 結局また3時就寝ですよ,結構疲れてるのに。明日も同じ時間で良さそうなのだが,顔見知りになった技師さんも迎えるので,8時半は変わらないのだが「ロビー8時半」ではなく「8時半駅前車待機」。眠前のロヒプノールとセロクエルはまた1Tにした。

・薬剤調整
 薬剤変更から5日目。パキシルの離脱症状は出ていない。問題なくパキシルは絶つコトが出来そう。サインバルタの眠気は発現せず(もっとも,初期要領であるコト,睡眠時間が短いのでその眠気が強く,それを無理矢理ベタナミンで覚醒させたコト,以上があるのでまだ評価は難しい。意欲亢進については「やらねばならぬ」の状況なので「能動的活動」ではないのでコレも評価不可)。
PR
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
★ 本カルテの記載形式
 カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
 しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
 本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。

 カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
 そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
 このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
 POMR又はPOS形式のカルテには,
 ・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
 ・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
 ・A(Assessment):上2者の情報の評価。
 ・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。

★ その他の略語
 ・CC:主訴
 ・PHx:既往歴
 ・FHx:家族歴
 ・p/o:経口投薬
 ・Do:前回と同内容で処置・処方
 ・v/c:バイタルチェック(検温)
 ・BP:血圧
 ・P:脈拍
 ・BT・KT:体温
 ・kot:大便
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]