ポラス 分譲 ゐぬ様のカルテ 【MC外来カルテ】 07/26(Mon) 忍者ブログ
 
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S:
 概ね落ち着いている気がすると言うか,忙殺されていると言うか,そんな感じでしょうか。
 一応寝付きは悪くないようです。すんなり寝付けるようにはなってきてます。ただワイパックスを追加しないと寝付きにくいですが。
 朝の寝起きがまだ少しツラいですが何とか起きています。
 未だにこなしたいコトや家事などに手が付けられず,なかなか思うようにはいかないです。
 ただ,これも忙しくて手が付けられないのもあり,意欲減退状態なのかもよく分かりません。
 一番気にしていたパキシルの離脱症状ですが,何の症状もなく2週間経過しました。とりあえずパキシルの離脱症状の心配はもうないと思います。
 サインバルタですが,眠気の副作用を気にしていましたが,そもそも忙しくて寝るのも遅くなってしまって,根本的に眠い状態が続いているので副作用的に出ているかどうかは分かりません。
 意欲亢進作用についても,忙しくて「やらざるを得ない」と言う感じで仕事をしているので,そこは「持ち上がっているか」と言うのも感じにくいです。
 一方で家事やその他色々とやりたいコトがなかなかこなせないのは,日中や平日の疲労のせいかもしれないので「効果が出てない」とも言いにくく。
 そもそもこの手の薬は飲み続けて蓄積して脳内で定常状態になって要約効果を感じるものだと思うので,初期容量2週間服用で効果が出るとも言いにくいのではないかと思います。
O:
 寝付きは改善傾向で落ち着いてきている。割とすんなり寝付けている。ただしワイパックスの追加は必要な状態。
 寝起きはあまり良くないようだが,何とかそれなりに起きて出勤は出来ている。
 パキシルからサインバルタへ置き換えをしたが,「パキシルの離脱症状」をかなり気にしていたようだが,全く発現しないまま2週間経過している。
 こなしておきたいコト,家事などになかなか手が付けられない状態にあると。
 仕事の方は忙しくて「やらざるを得ない」と言う状態。意欲亢進作用でこなせるようになっているのか,ただの義務感なのか判断が付かないと。
 また,物事に手が付けられないのは「忙しくて手が回らない」「忙しくて疲れてしまっている」のか「サインバルタの効果が感じられない」のか判断できないとも。休日にグッタリして活動が出来ないのも意欲減退なのか疲労なのかも分からないと。
 また蓄積して定常化しないと効果が出ないと考えているので,初期容量2週間服用で効果が出るかどうかも分からない。
 気にしている眠気の副作用も,夜更かしが多いために,根本的に寝不足のために,「眠気」の由来も分からないと。
A:
 寝付きは改善傾向,割とすんなり寝付けている。セロクエル増量の効果が出ている様子。ただしワイパックス追加でないとなかなか寝付けないとも。この辺りは手の入れようがないので,ワイパックスをウマく使いながら過ごしてもらうしかないだろう。
 パキシルの離脱症状をかなり気にしていたが離脱症状なく2週間経過。これでパキシルフリーの状態には出来た。あとはサインバルタの効果がどう出るか。
 実際には日常では「やらざるを得ない」と言う状態で仕事をしている,能動的とは言えない。
 帰宅後に何かをしたくても出来ず,家事もおろそか。疲労なのか効果が出てないのか分かりにくい。週末は相変わらず寝込んでおり活動できない状態にあるが,これも平日の蓄積疲労も考えられる。
 副作用の眠気を気にしているようだが,これも夜更かしが続いて寝不足気味なので,副作用なのか寝不足なのかも分からない。
 また蓄積してて異常化しないと効果は出てこないので,初期容量2週間服薬で効果が出るとも言い切れない。
 以上より,副作用も効果も評価が難しいと思われる。
 もうしばらく様子を見ていく必要はあるだろう。
P:
 現行処方doで経過観察とする。状態がはっきりしないのでサインバルタの増量はしない。
 2週処方とするが,薬局の都合があるので,診察は1週後f/uで。
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★ 本カルテの記載形式
 カルテ記載の基本に基づいて記述しています。
 しかし最近は「カルテ」と言うよりは「日記の下書き」になってしまっている状態です。
 本来のカルテならこんなに「Subject」は長くはならないし。

 カルテ記載の基本は,客観性が求められ,またチーム医療では「誰が見ても分かる」と言うことを心掛ける必要があります。
 そこで,正しいカルテの記載法として,問題指向型医療記録,(POMR: Problem Oriented Medical Record又はPOS: Problem Oriented System)が標準的で,特に入院後の治療・看護計画を立てる上で有益な方法です。
 このカルテでは,自分を客観視して見つめ直していくためにこの手法に基づいて記述しています。
 POMR又はPOS形式のカルテには,
 ・S(Subject):主観的データ。患者の訴え,病歴など。
 ・O(Object):客観的データ。診察所見,検査所見など。
 ・A(Assessment):上2者の情報の評価。
 ・P(Plan):上3者をもとにした治療方針。
と言う記述法がされており,略して「SOAPで記録する」と言われています。

★ その他の略語
 ・CC:主訴
 ・PHx:既往歴
 ・FHx:家族歴
 ・p/o:経口投薬
 ・Do:前回と同内容で処置・処方
 ・v/c:バイタルチェック(検温)
 ・BP:血圧
 ・P:脈拍
 ・BT・KT:体温
 ・kot:大便
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プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
趣味:
ドライブ,ウィンタースポーツ,機械いじり
自己紹介:
ゐぬです。横浜在住,32歳
職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属
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